「ヒューマンエラーと安全マネジメント~しなやかな現場力を創るには~」
2017年7月5日東京労働局主催第14回東京産業安全衛生大会において、立教大学現代心理学部教授芳賀繁先生の表記講演がありました。社会保険労務士として、労働災害防止、緊急事対応、危機管理等の基本として是非知っておくべき内容と考えられます。人事労務管理全般にも貴重なヒントになります。講演の概要をご紹... 続きをみる
クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。
「ヒューマンエラーと安全マネジメント~しなやかな現場力を創るには~」
2017年7月5日東京労働局主催第14回東京産業安全衛生大会において、立教大学現代心理学部教授芳賀繁先生の表記講演がありました。社会保険労務士として、労働災害防止、緊急事対応、危機管理等の基本として是非知っておくべき内容と考えられます。人事労務管理全般にも貴重なヒントになります。講演の概要をご紹... 続きをみる
私は仕事柄、様々な研修やセミナーに出席します。 その中で受講者の方の振る舞いについて、気になることを少し申し上げます。 1.会場での質問は積極的に 講師の先生が「何か質問はありませんか。」と呼びかけられても、応ずる方がいらしゃらないことが多いようです。 ところが、休息時間になると急に個別に質... 続きをみる
このブログは2013年7月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿したものです。9月24日(日)小田急線に乗ってその乗り心地のよさから、このブログを思い出し投稿いたしました。 「ゼロ戦、小田急、新幹線」と並べるとなかなか語呂がよいと思いませんか。日本の技術の進歩に尽くした先人たちの功... 続きをみる
タバコについては、受動喫煙の問題が大きく取り上げられますが、タバコの害は受動喫煙にとどまるものではありません。 失火原因の上位を占めるのはタバコの火の不始末、大惨事も引き起こしています。 乳幼児等の誤嚥の上位を占めるのはタバコの吸い殻です。 タバコの規制については、失火、誤嚥の危険も考慮して... 続きをみる
偽りの宗教と真の宗教はどのように見分けられるでしょうか。 簡単です。 偽りの宗教は恐怖と不安を煽りたてます。 真の宗教は魂の救いと平安をもたらします。 障害を持つ子の親の心境は、次のように変化していくと聞いたことがあります。 まず、否定。まさかうちの子が障害を持っているはずがない。 次に、怒りと絶... 続きをみる
私には夢がある。 あの名演説をインターネットで聞くことができます。 リンクをご紹介します。 あのI have a Dream.は、演説の草稿にはなく、その場で語り出された、とも伝えられています。 人種差別は、アメリカだけの問題ではありません。我国自身の問題です。 同じ肌の色を持ち、ともに同じ国に生... 続きをみる
この事件は、あまりにも単純で馬鹿げた問題です。 火災現場近くに列車を止めてはならない。直ちに現場から離れた場所まで移動させて、乗客・乗員の安全を確保しなければならない。 なぜこの簡単な事ができなかったのでしょうか。 9月12日の日経新聞朝刊では、「安全対策が裏目に 小田急火災、現場に8分間停車... 続きをみる
9月7日(木)銅鑼猫が講師になったセミナー「不正・不祥事は他人事ではない」は、無事終了いたしました。 参加者29人、この協会のセミナーとしてはまずまずの規模。 受講者は、内部監査やリスク管理部署などの専門家が主体、公認不正検査士資格を持つ方12名、公認会計士など他の専門資格を持つ方も参加され、少し... 続きをみる
ニックパーパチカ セルラス入会の記録(多言語が姿を現す喜び)
アーニャです。本名明日香、花のJK(女子高生)です。 ニックパーパチカがNPO法人 多言語広場(ピアザ)CELULAS(セルラス)に入会したのは2015年の12月。65歳の時です。 そのひと月後ぐらいに入会者アンケートを書きました。 その時のニックパーパチカの初々しい思いを皆様にご紹介します。 ど... 続きをみる
ある時、スーパーマーケットで小学生ぐらいの3人の男の子が走りまわっていました。鬼ごっこでもしていたのでしょう。 「君たち、やめなさい!」厳しく叱りました。 ところがその後でもまたその子供たちが走りまわっているのです。私はそのうちの2人の手をつかみ、「やめなさい!」ともう一度厳しく言いました。 慌て... 続きをみる
アーニャです。本名明日香、花のJK(女子高生)です。 私がお世話している年金生活者ニックパーパチカが、「人が話しているときにはしっかり聴きなさい。」と言って、次のようなことを言い出しました。 私にはまだ少しわからないところもありますが、年長者に敬意を表して、皆様に紹介します。ご意見を寄せていただけ... 続きをみる
毒母(どくぼ)の条件ー子供をつぶすもの(母よ、あなたは怖かった)
子供を潰す毒母(どくぼ)の条件として、様々なサイトでチェックリストが公開されています。気になる方はお試しください。毒母だけでなく、毒父もあるでしょう。 ご自身が、お母様が、奥様が・・あるいはお父様が、ご主人が・・ 条件にどれだけ当てはまっているかちょっとチェックしてみてください。 例)「望み... 続きをみる
「大阪のおばちゃん度チェックリスト100」というのがあります。 100の質問に「はい」「いいえ」で答えて、81点以上なら「最強のおばちゃん」 以下、20点刻みで「上級」「中級」「初級」「普通」と認定されます。 「商品はとりあえず値切ってみる」「お一人様3個までというチラシが入れば、家族を連れて買い... 続きをみる
朝ごとに主は 目を覚まさせ 私の耳に 語りかける 主のみ言葉で 迎える朝 私と共に 主はおられる。 (讃美歌21 第472番第1節) この讃美歌の右肩に「詞Jochen Klepper(1903-1942)」と書かれています。 39歳の若さで亡くなったヨッヘン・クレッパーは、ドイツでは著名な作家... 続きをみる
イエス様の十字架の受難を題材にした曲です。 聖イグナチオ教会のホイヴェルス神父の作詞、山本直忠先生(髭の指揮者山本直純先生のお父様)の作曲です。1950年に初演されましたが、1965年に山本直忠先生が亡くなった後は、演奏されることもなく、ようやく1994年に上野奏楽堂で直純先生の指揮で演奏されまし... 続きをみる
ブラームスが貧しい音楽家のための奨学金の審査委員を務めていたときに、目に留まったのがボヘミアの田舎から応募してきた青年ドヴォルザークの曲でした。 ブラームスはこの青年が世に出るのに力を貸そうと決意します。「自分が世に出ることができたのはシューマン先生ご夫妻のご尽力によるものだ。自分はこの青年が世に... 続きをみる
高度プロフェッショナル制度については、以前にもブログに掲載いたしましたが、連合の対応が揺れ動く中、次の国会で労働基準法改正案として審議される予定です。 日経新聞などでこの制度を評価する論説が見られます。 7月28日朝刊1面「誰のための連合か『脱時間給』容認撤回」 7月30日朝刊5面「『脱時間給』... 続きをみる
ブラームスはどんな人でしょうか。 音楽室にかかっていたのはいかめしい顔つきの怖そうな人でした。 「これぞ大作曲家!」と惚れ込んでいる君も、「ブラームスは暗いから嫌!」というあなたも、ちょっと私の話を聞いてください。 交響曲第1番 (2005年6月池袋東京芸術劇場「宇宿允人の世界」フロイデフィルハー... 続きをみる
東京大学の現代史の先生が歴史研究会の高校生を対象に5日間にわたった講義を本にされたものです。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。 この国の過去を振り返り、未来を考えるうえで、貴重な示唆があると思います。 一言だけ、この本で大変気になる箇所がありました。 「日本軍ほど自国の軍人を大切にしない... 続きをみる
耕平君(こうちゃん:仮名)は、NPO法人多言語広場(ピアザ)CELULAS(セルラス)の横浜の仲間です。 米国の公立高校に2016年8月から2017年6月まで留学しました。小学校の頃からの夢だったそうです。アメリカで何に挑み、何に出会い、何を掴んだのか。帰国後の7月に体験報告会で語ってくれ... 続きをみる
暑い日々が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。 さて、銅鑼猫は9月7日に日本公認不正検査士協会*主催の下記のセミナーの講師をさせていただくことになりました。*企業の不正防止対策の専門資格機関です。 御参考までにご案内申し上げます。 不正発生時にすぐ役立つ実務対応、さらに、不正対策を起点にした人... 続きをみる
私がはじめて広島平和記念公園を訪れたのは、もう30年ほども前でしょうか。 そこには、こんな碑がありました。 「安らかに眠ってください。 過ちは繰り返しませぬから」 かつて、この碑文をめぐって「主語がない。誰が過ちを犯したのか、誰が誤っているのかをはっきりさせるべきだ。」という議論があったのを思い出... 続きをみる
皆さんこんにちは。アーニャです。本名明日香。花のJK(女子高生)です。 私がお世話しているニックパーパチカ(年金生活者・65歳で突然多言語活動に目覚める)が、多言語活動の中でいろいろなメモを書いては、そのままほったらかしにしています。 私が少し掘り起こして皆さんにご紹介します。 私たちの活動の場ピ... 続きをみる
クールビズというのが、おかしな方向に進んでいるように思います。 ビジネスの場の服装である以上、フォーマルな感じは崩さず、なお、自分にも涼しく、人にもさわやかさを感じさせることが必要でしょう。 くだけた服装やリゾートウェアをスーパークールビズというのは、いかがでしょうか。 ジーパンに至っては、工員さ... 続きをみる
ダイバーシティという言葉は日本語としてはとてもわかりにくいと思います。 人事労務の専門家ならば、次のような使い方をするでしょう。 「ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。 もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったが、現在は性別や人種の... 続きをみる
2013年7月、私が急な病で入院していた時の出来事です。 東京カベナント教会のブログ「重荷をおろして」に掲載したものですが、七夕を控え、再度投稿しました。入院時の思いのままに、原文そのまま投稿しています。(虎猫) 私が入院しているのは大きな大学病院です。病棟が道路をまたいで建っており、その間を透... 続きをみる
皆さんこんにちは。 アーニャです。本名明日香、花のJK(女子高生)です。 1年前にひょんなことから、多言語広場セルラスで年金生活者ニックパーパチカに出会い、それ以来、お世話を続けています。(つい最近も、言いましたっけ?次のブログを見てくださいね。「ニックパーパチカのスペイン語超入門」) ニックパー... 続きをみる
皆さんこんにちは。 アーニャです。本名明日香、花のJK(女子高生)です。 1年前にひょんなことから、ニックパーパチカに出会い、それ以来、お世話を続けています。「インドネシアの蝶が渋谷に舞い降りてきた。」を見てくださいね。 何しろ、65歳定年退職後に突然、多言語活動に目覚めたそうなので、ちょっと放っ... 続きをみる
急に歯が痛みだした。困った。夫は出張中。息子はまだ1歳。この町に来て日も浅く歯医者さんの場所も知らない。何よりも息子をどうしたらよいのだろう。 お隣のおばあさんの姿が見えた。 私は、歯が痛いと伝えようとしたが、声も出せないほどの激痛。 うう、と言いながらほっぺたを押さえるのが精いっぱい。 「どう... 続きをみる
Nさん 急に研修・セミナーの講師を務めることになったのですね。 何かアドバイスということなので、気が付いたことを申し上げます。 ちょっと大げさですが、基本的な心構えから。 対面での研修は、ある意味では一期一会の真剣勝負の場です。その場・その時間でなければ伝えることのできないことを、懸命に伝え、... 続きをみる
「悪性リンパ腫です。」 妻と一緒に来るように言われ、診察室で告げられたのがこの言葉でした。 「リンパの癌です。治療法は世界的に確立しています。ただし、再発の可能性の高い病気です。それでも、医学の進歩は日進月歩です。希望を持って治療に取り組んでください。」 入院した時に、同じ病棟の女性の患者に声をか... 続きをみる
「人事を尽くして天命を待つ。」 よく聞く言葉です。 この言葉の本当の意味は何でしょうか。 例えば、信仰心の厚い人が「すべてを御手に委ねます」という場面を想像します。 「天命を待つ。」ということでしょう。 しかし、その前に「人事を尽くす」ことが必要です。 人事を尽くして、なお、自分の力ではどうしよう... 続きをみる
本当につらい思いをしている人に「頑張って」という言葉はどう受け止められるでしょうか。これ以上頑張りようもない人にとって、心を突き刺す刃となりかねません。 私は中学生になった時、母をがんで亡くしました。 そのとき「お母さんは心の中で生きているんだからね。」と言葉をかけられて、泣きました。励ましの言葉... 続きをみる
「それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条 」 ケント・M. キース (著), Kent M. Keith (原著), 大内 博 (翻訳) この不思議な表題の本を図書館で見つけて、読みました。 何を読もうかと思っている皆さんにぜひ一読をお勧めします。 原題は The ... 続きをみる
「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その2)労働時間の厳格な管理こそが生産性向上をもたらす。。
前回に引き続き、脱時間給(高度プロフェッショナル制度)の問題を申し上げます。 3.「脱時間給」という呼称そのものが不適切 そもそも「脱時間給」という呼称自体が、誤解を生じかねません。制度の反対者が掲げる「残業代ゼロ法案」も同様です。「健康を守る」「過労死・過労自殺を防ぐ」、そのために労働時間... 続きをみる
「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その1)過重労働の温床・経営者の責任放棄
働き方改革実行計画(本文) の中で、高度プロフェッショナル制度(いわゆる脱時間給制度)にも言及されています。 2月13日の労働条件分科会から労働政策審議会への報告によると、次のように考えられているようです。 「時間ではなく成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応え、その意欲や能 力を... 続きをみる
黒柳徹子さんが「子供の権利 思いやりの心が希望を生む」として投稿された記事があります(2013年5月2日朝日新聞15面「私の視点」)。 抜粋して紹介します。 「世界各地の難民キャンプは不条理だらけでしたが、希望もありました。 コートジボワールのエイズに感染した施設の子供たち 『心配しないでください... 続きをみる
A さん。ゴールデンウィーク前に失敗をしでかした、と伺いました。 ようやくGWに突入したものの、GW開けに職場に復帰するのが辛い、もうちょっと注意すればよかったのに、もう手遅れではないか。そのように後悔されていると聞きました。 プロフェッショナルには「手遅れ」という言葉はありません。 解決すべき現... 続きをみる
【2018年3月12日追記】 みすこそさんのホームページが見当たらなくなりました。 ツイッターはこちら:みすこそ (@misukoso) | Twitter また、下記の書籍はキンドル版無料などと案内されています。 サンプル動画も掲載しました。 2013年3月、あの日から2年たったときのこと、ちょ... 続きをみる
ガザの洗礼(使徒の働き第8章より)(2024年4月2日YouTube 公開)
https://www.youtube.com/watch?v=xmyhPje6rEY 【2024年4月2日YouTube 朗読を公開しました】 私はエチオピアの女王陛下カンダケ様に使える宦官です。 女王陛下の身の回りに仕える官僚は去勢された宦官に限られます。 畏れ多くも女王陛下との関係を疑われて... 続きをみる
虎猫「図書係のTさん。イースター関係でお勧めの本はありますか?」 T「あります、あります!薄くて読みやすくて、中身は濃いですよ。リー・ストロベル著『キリストの復活は事実か?』という本です。」 虎猫「題名からすると、なんだか神学的な難しそうな本みたいですが・・」 T「いやとんでもない。これは図書係と... 続きをみる
メヒコで出会った素敵なアミーゴ(メキシコで出会った素敵な友達)
【17年2月10日メキシコのホームステイ交流体験報告】(ニック&アーニャ) 年末年始にかけて多言語広場セルラスの幾人かの仲間がメキシコ(メヒコ)にホームステイに行きました。2月に報告会がありました。興味深い内容を少しご紹介します。 (名前は仮名です。) ①ジロー(中学一年生) 12月24日到着。体... 続きをみる
4月1日土曜日:開演17時30分 終了21時 三鷹市芸術文化センター風のホール 合唱:ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京 器楽:ユビキタス・バッハ 3時間半に及ぶ演奏の後、風のホールを出ると外の景色が全く違って見えました。 ヘンデルの「ブロッケス受難曲」初めて聴いた曲です。こんな曲があることも... 続きをみる
ゴルゴタの丘の兵士(ルカの福音書第23章より)(ゴルゴタの丘その3)
ユダヤのイエスという人が二人の盗賊とともに十字架刑にされた、あの時のことを話せ、とおっしゃるのですか。 ずいぶん昔のことですが、今でもありありと覚えておりますよ。 私はそのときエルサレム軍団第一百人隊の兵士でありました。 第一百人隊というのは、軍団のあまたの百人隊の中の一番の精鋭部隊です。 処刑が... 続きをみる
おっちゃんの出る映画(その2)-「ローマの百人隊長」(ゴルゴタの丘その2)
前回のブログ「おっちゃんの出る映画」では、イエス様の生涯を描いた映画「偉大な生涯の物語」の中で、あのジョン・ウェインがローマの百人隊長役で登場し、仁王立ちで「彼こそ真の神の子であった。」と語るシーンを紹介しました。おっちゃんの役としては、何とも不似合と申し上げました。 では、同じシーンでジョン・ウ... 続きをみる
おっちゃんの出る映画―偉大な生涯の物語―(ゴルゴタの丘その1)
「偉大な生涯の物語」という映画をご存知でしょうか。 "The Greatest Story Ever Told" (1965) イエス様の生涯を描いたハリウッド映画です。 監督はジョージ・スティーブンス。「シェーン」や「ジャイアンツ」などを製作した巨匠です。ライフイフワークとして是非とも実現させた... 続きをみる
栃木県那須町のスキー場付近で登山講習中の高校生ら8人が死亡した雪崩事故が起こりました。事実関係は順次解明されていくと思いますが、現在報道されている限りの内容に基づく取り急ぎのコメントです。後日また意見を変えていくこともあると思います。 ぜひ皆様のご意見もお寄せください。 登山で必ず言われる言葉は「... 続きをみる
「虎、病院行くぞ!さっさと支度しろ!」 松ばあさんの割れ鐘のような声 嫁の吉江さんも孫の美樹もくすくす笑っている。 「早く行ってあげてください。」と吉江さん。 「おじいちゃん、いつものおにぎり、今日は私が作ったのよ。」と美樹。 仕方ない。パソコンなどが入ったキャリーバック、美樹が作ってくれた弁当を... 続きをみる
T兄 阿倍野 美玖でございます。 いつも聖歌隊のご奉仕ありがとうございます。教会にはなかなか出席できませんが、いつもインターネットで拝聴させていただいております。 先日は私の米国出張に当たり、機中で読むにふさわしい本にお伺いしたところ、早速にリー・ストロベル著「ナザレのイエスは神の子か? 『キリス... 続きをみる
Nさん お手紙有難うございます。 最近の様々な出来事で意気消沈していると伺いました。これからどうしていけばよいのか、と悩んでおられるのですね。 私のささやかな体験をお話しします。 2010年10月末。私は60歳で銀行の定年を迎えましたが、再雇用制度で65歳まで勤務できることになりました。その記念に... 続きをみる
Sさん、以前に投稿した「お見舞いの心得」をお読みいただき、有難うございました。 いただいたご質問について、Q&A形式で虎猫の考えを纏めてみました。 なお、これ以外でも何かお気づきのことがあればぜひお寄せください。 私のわかる範囲でお答えして参ります。 1.お見舞いの電話はやめよう Q. 家族が入院... 続きをみる
1月30日の日経新聞朝刊への投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」について、昨日2月26日(日)に東京カベナント教会の礼拝の場で、皆様に証(あかし)としてご報告いたしました。以下がその内容です。 おはようございます。 壮年会の玉上です。 1月30日の日本経済新聞に私の投稿「ヤミ残業は不正の温床に... 続きをみる
インフルエンザがなおも猛威をふるっているようです。 インフルエンザの感染者は毎年1,000万人程度(!)と推定されています。 しかし、多くの人は免疫があり、体力もあるので、ほとんど発症にすら至りません。発症しても、数日程度苦しい思いをすれば自然に回復します。最近ならタミフルなどでたちまち熱が下がる... 続きをみる
このブログは2010年10月に東京カベナント教会のブログ「重荷をおろして」に掲載したものです。在職中の忙しいとき、気が滅入りそうになるときに、読み返して自らを励ましていました。どうか、ちょっと手を止めて読んでみてください。 Q1.忙しいですか?」と職場で聞かれたら? A1.「商売繁盛です!」と明る... 続きをみる
1月30日日経新聞朝刊17面に銅鑼猫の投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」が掲載されています。 日本公認不正検査士協会から発行予定の教材「不祥事・不正は他人ごとではない」の一部をもとに、経営者向けのメッセージの形に整理したものです。是非ご一読ください。 【参考:記事全文】 電通の女性社員の過労自... 続きをみる
朝の9時。荻窪から中央線に乗りました。御茶ノ水で仕事の打合せをするためです。 電車はかなり混んでおり、私も通路近く何とか吊り革にぶら下がって立っていました。 突然、近くの若い女性がうずくまりました。そのまま立ち上がれないようでした。少しためらいましたが、女性の側にひざまずいて声をかけました。「次の... 続きをみる
あるアメリカの女性が軍人のご主人と共に、インディアン居留地近くの任地にやってきました。 都会を遠く離れ、話し相手もありません。 女性はお父様に「こんなところは寂しくて嫌です、早く都会に帰りたい。」と手紙を書きました。 お父様から返事がきました。こう書かれていました。 「二人の囚人が鉄格子から外を眺... 続きをみる
女性社員を「ちゃん」づけで呼んではいけない(ハラスメント再考)
会社の中で女性社員を「〇〇ちゃん」と呼ぶ人はいないでしょうか。 これをセクシャルハラスメントというと、「何を大げさなことを!」と反発する人もいるかもしれません。 ハラスメント以前の問題です。 大人の女性に「〇〇ちゃん」と呼びかけるのは、社会人として女性への礼節を欠いた行為です。良識ある社会人ならば... 続きをみる
この記録は、NPO法人多言語(たげんご)広場(ピアザ)CELULAS(セルラス)鈴木理事長の昨年12月4日セルラスフェスティバルにおける講演の内容を、ニックとして特に印象深かった箇所を中心に纏めたものです。録音録画から逐語的に書き起こしたものではありません。読み言葉としてのわかりやすさを考えて小見... 続きをみる
私が入院していた時です。 朝、目が覚めて洗面などに立ったとき他の患者さんとお会いすると、ごく普通に「おはようございます。」とあいさつしました。 ところが、あいさつを返していただける方が殆どおられません。 次の日も同様に「おはようございます。」 それでもあいさつゼロ。 ばかばかしくなって、あいさつは... 続きをみる
この記録は、NPO法人多言語広場(ピアザ)CELULAS(セルラス)鈴木理事長の昨年9月28日渋谷区青少年対策地区委員会主催の講演の内容を、ニックとして特に印象深かった箇所を中心に纏めたものです。録音録画から逐語的に書き起こしたものではありません。 読み言葉としてのわかりやすさを考えて小見出しや配... 続きをみる
明けましておめでとうございます。 お正月はゆっくり過ごされているでしょうか。 私たちがゆっくり過ごしている間も、公共交通機関の皆さんは休むことなく業務に従事されています。 そのような方々について、私が体験した二つのケースをご紹介します。 いずれも私がメールで各機関のお問い合わせ窓口にご連絡したとこ... 続きをみる
組織は人で動いています。人間としての特性をよく理解してください。管理職は部下を人として尊重し、人として誇りを持って仕事ができるように大切に扱う必要があります。その対極の例が最近の電通の事件だと思います。 大切な若い社員を人として扱わなかった、個人の尊厳を踏みにじった。それが本質的な問題なのです。 ... 続きをみる
昔、景気の良いころ、私が勤めている会社では夏の夜に「園遊会」という催しがありました。役員さんから平社員まで一緒になっての立食パーティーです。飲み放題、食べ放題、平社員であっても役員さんと気兼ねなく話もできる会でした。 ステージでは、のど自慢大会。 腕に覚えのある人が自慢ののどを披露し、グランプリと... 続きをみる
私が縁側で涼んでいると、裏の木戸を開けて引退した技師の中井さんがやってこられた。中井さんは私が幾度もお邪魔して現役時代のお話を伺った方だ。2年ほど前に亡くなっていたはずなのに?夢を見ているんだろうか。 でも、中井さんはいつものように、軽く手をあげておっしゃった。 「阿部さん。久しぶりだね。結婚が決... 続きをみる
少し前のことですが、3月16日に、イアン・ブレマー さんという地政学(Geopolitics:ジオポリティクス)の専門家のセミナーに行ったことがあります。 「2016年世界の10大リスク」というおどろおどろしいテーマ。 日興アセットマネジメント社主催。 その中でこんなやり取りがありました。 質問:... 続きをみる
東方の三博士がイエス様を礼拝したときのお話です。(東方の三博士がイエス様を礼拝したのがイエス様が公に現れた、いわばメジャーデビューされたとき、とされます。これを「公現」そのお祝いが「公現節」です。) 冬の寒い夜でした。 私がそろそろ戸締りしようと外に出たとき、馬に乗った立派な身なりの三人の方がいら... 続きをみる
ニックさんアーニャさん、素敵なクリスマス知識をありがとうございます。 お礼までに、クリスマス小話を2つお届けします。 一つは12月25日イエス様のお生まれの時のお話、今一つは東方の三博士がイエス様を礼拝したときのお話です。 羊飼い達が野原で羊の番をしていました。 新入りの羊飼い「先輩、寒いですね。... 続きをみる
【注】2016年の第1アドベント(待降節)に投稿した記事です。 クリスマス(降誕祭)の4つ前の日曜日からが、イエス様の降誕を待ち望むアドベント(待降節)です。本日11月27日(日)が第1アドベントです。各教会で催しが持たれたことでしょう。 多言語広場セルラスの集いピアザでは、各国の様々な習慣や風... 続きをみる
【登場人物】 ニックパーパチカ:65歳定年退職後、突然、多言語習得を思い立つ。 多言語広場CELULAS(セルラス)に参加。若者たちにまじって悪戦苦闘。ニックがあだ名。パーパチカはロシア語でパパのこと。 アーニャ:本名は明日香。小学校6年生でロシアナホトカに単身で2週間のホームステイを敢行した元気... 続きをみる
ヤミ残業は会社を根本から腐らせます。 経営の基礎数字をごまかす風土を生むからです。 「事実を数字で正確にとらえる」のはビジネスの基本です。 ヤミ残業は「経営者に現場の実情を正確に伝える」という当然の心構えを蝕みます。 電通の女性社員の過労自殺を契機に、違法な長時間労働にスポットが当たっています。 ... 続きをみる
昨年、会社を定年退職する直前に、急に体調を崩して入院してしまいました。 退職の為の引き継ぎが一段落して疲れが出たようです。 ある程度元気が回復してパソコンを開いたところ、大学時代の恩師からのメールが入っていました。 「君の勤務先の銀行の系列のカード会社の対応のまずさで、大変難儀した。 何とかならな... 続きをみる