だから、あなたも簡単にだまされます。他人事ではありません!!。
【印象に残った個所】
(防止対策)
ポイントは、お金の話が出たらすべて詐欺だと疑うことです。そのうえで、電話の相手が本人かどうか確かめる。自分の知る番号にかけて確かめれば良い。それが一番最初にできることです。
(なぜだまされるのか)
「確証バイアス」
一度、自分の中で仮説を立てると、それに合致する情報ばかりを集めてしまうことです。例えば、電話の声を聞いて息子かもしれないと思うと、そういえば話し方も息子らしいなと思い込み、そういえば息子ならこんな行動するなとか、会話の中で合致する情報ばかりに注目してしまうわけです。
話の途中で「おかしいな」と思ったって詐欺には遭ってしまうんです。
「ここで孫を救わなければ」っていう思いが表に立ったときには被害に遭ってしまう。
詐欺グループも、あえて矢継ぎ早に作業を指示して「早くしないと間に合わない」とせかして深く考える時間をつくらせません。言われた側としたら、本当に正しいのか確かめる余裕なく、お金の用意などの作業を進めてしまう。
被害者が家族から責められるという話も聞きます。
(被害者を)絶対に責めてはいけません。だます側が100%悪い。実際、周囲の人に責められて自殺した被害者もいます。ある意味、人間は信じるようにつくられてる。そうでないと、生きていけないんだから。
【玉上コメント】
これだけ世の中に、詐欺・ペテンが横行しています。
それを前提に、自分と家族をどう守るか考える必要があります。
政治家は、国民がだまされないようにどのような仕組みを作るのか考えないといけません。
簡単な防止策
「電話に出るな 電話をするな」
これに関連するブログをまとめております。
銅鑼猫(社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザー 玉上信明)