toranekodoranekoのブログ

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ブルックナー交響曲第7番ホ長調(都民交響楽団24年4月14日)



第136回定期演奏会(無料:往復はがき申込、抽選制)
日時:2024年4月14日(日) 13:30開演(12:45開場)
場所:すみだトリフォニーホール大ホール
指揮:御法川 雄矢
曲目:J.シュトラウス 喜歌劇「こうもり」序曲
   R.シュトラウス 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
   ブルックナー 交響曲第7番ホ長調


・第136回定期演奏会には1067名のお客様にご来場いただき、ありがとうございました。


(感想)

ブルックナー 交響曲第7番ホ長調


第二楽章が始まります。
ワーグナーチューバが深く暗く響き渡ります。
大伽藍のような姿が徐々に現れます。寄せては返す大波のように、大きくうねり、小さなさざ波となり、聴衆を包み込んでいきます。


遂にこの楽章が終わるのか、と思ったときに、またあのワーグナーチューバです。
深淵をのぞき込むような一層暗い響き。
その暗い響きの上に、ホルンの吹鳴が屹立(きつりつ)します。まさにそびえたつのです。
そのまま、曲は深く沈みこむように続き、終焉を迎えます。


敬愛するワーグナーの死を悼む音楽の墓碑なのです。




虎猫

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