2017年5月のブログ記事
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本当につらい思いをしている人に「頑張って」という言葉はどう受け止められるでしょうか。これ以上頑張りようもない人にとって、心を突き刺す刃となりかねません。 私は中学生になった時、母をがんで亡くしました。 そのとき「お母さんは心の中で生きているんだからね。」と言葉をかけられて、泣きました。励ましの言葉... 続きをみる
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「それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条 」 ケント・M. キース (著), Kent M. Keith (原著), 大内 博 (翻訳) この不思議な表題の本を図書館で見つけて、読みました。 何を読もうかと思っている皆さんにぜひ一読をお勧めします。 原題は The ... 続きをみる
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「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その2)労働時間の厳格な管理こそが生産性向上をもたらす。。
前回に引き続き、脱時間給(高度プロフェッショナル制度)の問題を申し上げます。 3.「脱時間給」という呼称そのものが不適切 そもそも「脱時間給」という呼称自体が、誤解を生じかねません。制度の反対者が掲げる「残業代ゼロ法案」も同様です。「健康を守る」「過労死・過労自殺を防ぐ」、そのために労働時間... 続きをみる
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「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その1)過重労働の温床・経営者の責任放棄
働き方改革実行計画(本文) の中で、高度プロフェッショナル制度(いわゆる脱時間給制度)にも言及されています。 2月13日の労働条件分科会から労働政策審議会への報告によると、次のように考えられているようです。 「時間ではなく成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応え、その意欲や能 力を... 続きをみる
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黒柳徹子さんが「子供の権利 思いやりの心が希望を生む」として投稿された記事があります(2013年5月2日朝日新聞15面「私の視点」)。 抜粋して紹介します。 「世界各地の難民キャンプは不条理だらけでしたが、希望もありました。 コートジボワールのエイズに感染した施設の子供たち 『心配しないでください... 続きをみる