toranekodoranekoのブログ

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

石の力

古来、石は戦争の武器としてごく当たり前のものでした。戦場で手軽に調達でき、無尽蔵にあったからでしょう。
少年ダビデは、ひと振りの剣も持たず、主の御名によって、ぺリシテの巨人の勇士ゴリアテを石つぶての一撃で倒します。ミケランジェロのダビデ像のように、革ベルトに石をはさんで振り回し、勢いをつけて投げたものです。


 古代ローマの市民軍では、市民が自分のお金で武具を用意しました。お金持ちは馬を養って騎兵になります。普通の市民は頑丈な鎧兜に身を固めた「重装歩兵」です。これがローマ軍の中核部隊です。
 お金があまりない人は簡単な鎧兜だけ調達して「軽装歩兵」となります。この軽装歩兵の武器は、弓矢、投げやり、そして石!です。ダビデと同様に革ベルトに挟んで振り回して投げるものです。(なお、自分の子供以外に財産のない人(プロレタリアート)は兵役を免除されていました。)


 島原の乱では天草四郎側は城に立てこもり、石を投げ落して幕府軍をさんざん苦しめました。宮本武蔵はこの戦いで石に当たって亡くなった、と日本史の先生に聞きましたが、本当でしょうか?


 いま、石を投げるといえば、各国のデモ隊が警官隊と衝突して・・というイメージです。警官隊はこの備えとして、盾などの防具を整えて臨むのですから、まだまだ石の力は健在というところでしょう。


 この石が体の中にあると悲惨です。「尿路結石」はよくある病気ですが、この痛み「疼痛」は七転八倒の苦しみです。私の場合、レントゲンにかろうじて写る程度のごく小さな石でしたが、耐えられないほどのひどい激痛でした。
なお「ビールは利尿作用があるから、結石予防によい。」というのは俗説です。ビールに含まれるシュウ酸やプリン体は結石のもとになります。


 世界の各地でさまざまな石に苦しめられている人のことを思いおこし、平和の回復と癒しのためにお祈りください。


「こうしてダビデは、石投げと一つの石で、このぺリシテ人に勝った。ダビデの手には、ひと振りの剣もなかったが、このぺリシテ人を打ち殺してしまった。旧約聖書サムエル記第1第17章50節


【注】2010年5月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿していたものです。ちょっと面白い内容なのでご紹介します。
虎猫