働き方改革の中で高度プロフェッショナル制度につき細部検討がされている。 シンプルに考えるべきだ。「過労死・過労自殺を起こした会社には認めない。高プロ導入後に過労死・過労自殺が発生したら、制度を廃止し過去に遡って対象者全員に割増賃金を支払う。」 高プロが柔軟な働き方で生産性向上に役立つ、というの... 続きをみる
働き方改革のブログ記事
働き方改革(ムラゴンブログ全体)-
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7月23日から27日までテレワークデイズが開催されます。 オリンピックを控えて「通勤の混雑を少しでも楽にして、オリンピックのお客様を迎えましょう。」という趣旨ですが、これを機会にテレワークという新しい働き方、生き方を試してみよう、考えよう、という、働き方改革の国民運動の一環です。 【サイトよ... 続きをみる
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アマゾンなどのネット販売が大盛況。とうとうウォルマートは西友を売却して、日本から撤退します。 ネット販売はなぜ流行るのか。便利で確実だからです。 身近な例を示します。 ①このパソコンの電源コードの具合が悪くなり、現在の充電分がなくなればパソコンがオシャカになる。 ヤマダ電機に走りました。ところ... 続きをみる
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【登場人物】 いまどき産業 駒子さん 駒子さんの先輩 淑子さん 2人の上司 山内課長 駒子:淑子先輩、ちょっとご相談があるんです。 淑子:どうしたの? 駒子:テレワークです。テレワーク国民運動プロジェクト「テレワーク・デイズ」が実施されるのをご存知ですか。 淑子:なんだか聞いたような・・。 駒子:... 続きをみる
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7月4日にテレワーク・ミニセミナーに出席いたしました。 株式会社テレワークマネジメント主催、総務省のご担当者、あおぞら銀行、三井住友海上、東京急行電鉄等の取組みも紹介されました。 7月23日(月)から27日(金)まで、テレワーク・デイズ2018が開催されます。 2020年7月24日東京オリンピック... 続きをみる
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7月5日に第15回東京産業安全衛生大会に出席しました。 東京労働局、労働基準監督署、公益社団法人東京労働基準協会連合会などが主催しています。千代田区一ツ橋の日本教育会館「一ツ橋ホール」に、多数の方が集まりました。 開会に先立ち、司会者の方から「労働災害で亡くなった方のために黙祷をささげます。ご起立... 続きをみる
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働き方改革法が遂に成立しました。 高度プロフェッショナル制度に代表されるように、果たして、過労死・過労自殺について、政府与党が、また経済界がどれだけ真摯に考えているのか、過労死・過労自殺した方や、そのご遺族に顔向けができるのか。改めて問題提起しておきます。 ここでは、実務的な視点で二三申し上げ... 続きをみる
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皆さんは、名刺をどのように作っていらっしゃいますか。 私は2年半ほど前に会社を65歳で定年退職してからは、自宅のパソコンで作っています。 パソコンで名刺が作れないか、と考えて名刺用の印刷用紙をアマゾンで探したところ次のものが見つかりました。 エーワン マルチカード 名刺 クリアエッジ 厚口 1... 続きをみる
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新任役員必携この2冊!(「図解新任役員のための法務・リスクマネジメント」「社長のための残業時間規制対策」)
【登場人物】 M先輩(新任役員) T後輩 T:M先輩、取締役就任おめでとうございます。 M:有難う。だけど、取締役って責任ばかり重くて大変みたいだ。 僕は現場の経験が長くて本部の人みたいに法律なり会計の知識もない。 とんでもない失敗をするんじゃないか、とヒヤヒヤしているんだ。 T:いい本があり... 続きをみる
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この国会での議論に関連して、私なりに各政党などのご意見窓口に意見を送りました。 選挙区の議員にもお送りしました(各政党のホームページなどを調べて送信)。 ご参考までにお示しします。政党・政治家に一人の国民の声として伝えていくべき、と考えたからです。 皆様方はいかがお考えでしょうか。できれば、せめ... 続きをみる
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【登場人物】 ①これから産業 楽子さん その上司:中山課長 楽子さんの後輩:鈴木君・山本君 楽子さんの同僚:良子さん ②退職した先輩(モエツキさん(燃え尽きさん)) 「これから産業」の社内の会話 楽子さんの上司中山課長: 楽子さん、2ヶ月前に定年退職した「モエツキさん... 続きをみる
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4月27日東京商工会議所・東京都共催の労働セミナー「働き方改革の推進~多様な人材の確保に向けて~」で、東京都のご担当の方からご説明をいただいたものです。 人材確保支援事業(中小企業採用力向上支援事業) 中小企業の人手不足は深刻化しており、人材確保が急務の課題となっています。 (公財)東京しご... 続きをみる
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先にご案内の「テレワークが拓く未来(きっかけ編)」を紙芝居動画にして、公開いたしました。 ぜひ、一度ご覧ください。 【5月15日追記】 紙芝居型動画はこれで5本目になります。末尾のバックナンバーをご参照ください。 これからもどんどん公開していきます。ご意見ご希望などあればお寄せください。 銅鑼猫... 続きをみる
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不思議な本に出会いました。 「21世紀型ライフスタイルマニュアル―自分らしく自由に生きる― 社畜から抜け出す心得とその思考法」 こんな言葉が飛び込んできました。 ************** 人工知能や情報技術の発達により、近い将来、多くの日本人の仕事は、ロボットや外国人によって奪われてしまうと... 続きをみる
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【2018年5月11日更新:テレワークセミナーの件などを追記しました。】 登場人物 いまどき産業 駒子さん これから産業 楽子さん 駒子さんと楽子さんは同じ学校の同級生。それぞれ別の会社に進みました。 駒子さん:連休も終わっちゃったし、また満員電車に揺られて出社、気分が乗らないなあ。 電車アナウ... 続きをみる
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働き方改革法案成立を目指して(高度プロフェッショナル制度の取り扱い私案)
阿倍野美玖様 銅鑼猫です。 「働き方改革はなぜ必要なのか。」お手紙有難うございました。 先に申し上げた通り、この法案について私なりの意見を申し上げます。 国会がますます紛糾しています。安倍首相は働き方改革法案について、どのような着地点を探っておられるのでしょうか。 働き方改革法案は、ぜひこの国... 続きをみる
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【阿倍野美玖様から銅鑼猫にいただいたお手紙をご紹介します。 阿倍野美玖様は、中央官庁に勤務する女性キャリア官僚です。】 銅鑼猫様 阿倍野美玖でございます。御無沙汰しております。 イラク日報問題に関して私ども官僚への厳しいご指摘本当に有難うございます。 その中でも、プロフェッショナルとしての誇りを... 続きをみる
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【注】3月28日記載を一部手直しいたしました。 「新型うつ病」の記載に適切でない点があると思われたので、手直しいたしました。 疾病の分類等については専門医でも意見が分かれており、断定的な記載は避けるべき とのご指摘をいただいたものです。 3月16日東京都社会保険労務士会健康企業育成セミナー... 続きをみる
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人生100年時代を痛みなく生きる(腰痛・肩こり・メンタルヘルス対策)
東京都社会保険労務士会では、健康企業育成セミナーを会員向けに開催しています。 社会保険労務士が「健康経営*」に関する広範な専門家と連携して、企業側から健康に関する課題を引き出して対策についてアドバイスするための講座です。 *「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践す... 続きをみる
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2月7日に産業雇用安定センター、日経ビジネス企画編集センター主催の「働き方改革2018シンポジウム」に出席しました。 その中の基調講演である伊藤忠商事代表取締役専務執行役員CAO小林文彦様のお話をかいつまんで紹介します。 1.第一の改革の挫折 伊藤忠商事でも2003年から「人生多様化推進計画」とし... 続きをみる
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「働き方改革法案」について、厚生労働省の粗雑な調査とこれに基づく安倍首相のお粗末な答弁から、遂に裁量労働制拡大は今国会提出断念に至りました。 昨日は、これに関連する紙芝居動画をご紹介しました。 紙芝居で考える「働き方改革」(過労死は会社を潰す。仕事と介護の両立) それ以外にも何本かブログを投稿し... 続きをみる
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紙芝居で考える「働き方改革」(過労死は会社を潰す。仕事と介護の両立)
以前にご紹介した3本のブログを紙芝居仕立ての動画にいたしました。 過労死の問題、仕事と介護の両立の問題が紙芝居で生き生きとおわかりいただけるのではないかと思います。 3月5日に「公開」(一般公開)しています。できるだけ多くの方に視聴していただきたく存じます。) ご興味あれば適宜にお知り合いの方など... 続きをみる
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東京都社会保険労務士会「第35回自主研究発表大会」開催のご案内
3月17日(土)9時半から16時半まで、御茶ノ水ソラシティにて東京都社会保険労務士会の自主研究会発表大会が開催されます。 東京会所属社会保険労務士のみならず他県会の方、また経営者、人事・総務ご担当者をはじめ、興味・関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。 四つの発表が行われるほか、東京会... 続きをみる
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社長のための残業時間規制対策 (日経ムック) 労働関係弁護士のあり方使い方について
「社長のための残業時間規制対策 (日経ムック) 」 鳥飼総合法律事務所 鳥飼重和 小島健一 (監修) ぜひ皆様も、お手にとってご覧ください。この内容で1,296円とは大変お買い得です。 著者の小島健一先生に銅鑼猫から申し上げた感想は以下の通りです。 「とてもわかりやすく、深い問題点まで掘り下げ... 続きをみる
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仕事と介護の両立のために(あなたはどちらを選びますか?)(その2)(231219リンク修正)
【YouTube も公開しています!】 仕事と介護の両立のために(あなたはどちらを選びますか?)その2:AFTER商事株式会社 【シナリオ2:AFTER商事株式会社】 A「人事部のBさん。相談にのってください。大変なんです。」 人事部B「どうしたんですか?」 (Bさんの心の中:[大切なのはひたすら... 続きをみる
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仕事と介護の両立のために(あなたはどちらを選びますか?)(その1)
1月10日に東京都労働相談情報センター主催の研修会に参加しました。 テーマ「働きながら介護するために~企業に必要な両立支援策と職場づくり~」 講師:NPO 法人となりのかいご代表理事川内潤氏 これに触発されて、企業経営者に仕事と介護の両立支援がいかに重要なのか、ストーリー形式で訴えることができない... 続きをみる
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10月の労働組合青年部セミナー(「働き方改革」)の後で「質問はありませんか。」と伺うと、二つ質問が出てきました。これについて追加でお話いたします。 Q1. 今までのお話は経営者や労働組合のトップなどなどの行動の指針になるものだと思いますが、私たちのような若手の社員が今やるべきことはないでしょうか... 続きをみる
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神戸製鋼、三菱マテリアル、東レなどの製品データ偽装の問題とは何か。 ごく単純化していえば、「納期を守る」という目標のために、現場で規格外の品と知りつつ、規格に合っているとごまかして、そのまま出荷した、ということです。 現場でこんな判断をしてはなりません。そのためには社内で周知すべきことがあります... 続きをみる
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研修会社の社長さんからご連絡をいただきました。 「銅鑼猫さん。ちょっと急なのですが、10月26日に労働組合の若い人向けのセミナーの依頼があります。引き受けていただけませんか?会社側ではなく社員(労組)側の立場に立って『働き方改革』の話をしていただきたいのです。基礎的なところからわかりやすく話し... 続きをみる
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高度プロフェッショナル制度については、以前にもブログに掲載いたしましたが、連合の対応が揺れ動く中、次の国会で労働基準法改正案として審議される予定です。 日経新聞などでこの制度を評価する論説が見られます。 7月28日朝刊1面「誰のための連合か『脱時間給』容認撤回」 7月30日朝刊5面「『脱時間給』... 続きをみる
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「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その2)労働時間の厳格な管理こそが生産性向上をもたらす。。
前回に引き続き、脱時間給(高度プロフェッショナル制度)の問題を申し上げます。 3.「脱時間給」という呼称そのものが不適切 そもそも「脱時間給」という呼称自体が、誤解を生じかねません。制度の反対者が掲げる「残業代ゼロ法案」も同様です。「健康を守る」「過労死・過労自殺を防ぐ」、そのために労働時間... 続きをみる
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「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その1)過重労働の温床・経営者の責任放棄
働き方改革実行計画(本文) の中で、高度プロフェッショナル制度(いわゆる脱時間給制度)にも言及されています。 2月13日の労働条件分科会から労働政策審議会への報告によると、次のように考えられているようです。 「時間ではなく成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応え、その意欲や能 力を... 続きをみる
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1月30日の日経新聞朝刊への投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」について、昨日2月26日(日)に東京カベナント教会の礼拝の場で、皆様に証(あかし)としてご報告いたしました。以下がその内容です。 おはようございます。 壮年会の玉上です。 1月30日の日本経済新聞に私の投稿「ヤミ残業は不正の温床に... 続きをみる
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1月30日日経新聞朝刊17面に銅鑼猫の投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」が掲載されています。 日本公認不正検査士協会から発行予定の教材「不祥事・不正は他人ごとではない」の一部をもとに、経営者向けのメッセージの形に整理したものです。是非ご一読ください。 【参考:記事全文】 電通の女性社員の過労自... 続きをみる
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組織は人で動いています。人間としての特性をよく理解してください。管理職は部下を人として尊重し、人として誇りを持って仕事ができるように大切に扱う必要があります。その対極の例が最近の電通の事件だと思います。 大切な若い社員を人として扱わなかった、個人の尊厳を踏みにじった。それが本質的な問題なのです。 ... 続きをみる
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ヤミ残業は会社を根本から腐らせます。 経営の基礎数字をごまかす風土を生むからです。 「事実を数字で正確にとらえる」のはビジネスの基本です。 ヤミ残業は「経営者に現場の実情を正確に伝える」という当然の心構えを蝕みます。 電通の女性社員の過労自殺を契機に、違法な長時間労働にスポットが当たっています。 ... 続きをみる