toranekodoranekoのブログ

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明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
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ネット販売・通販は、なぜ流行るのか。

 アマゾンなどのネット販売が大盛況。とうとうウォルマートは西友を売却して、日本から撤退します。
ネット販売はなぜ流行るのか。便利で確実だからです。
身近な例を示します。


①このパソコンの電源コードの具合が悪くなり、現在の充電分がなくなればパソコンがオシャカになる。
 ヤマダ電機に走りました。ところが「在庫がありません。メーカーにもありません。」
 慌てて家にとって返し、あと30分しかパソコンが使えない、という中、祈る気持ちでアマゾンで検索しました。ありました。すぐ注文しました。
次の日に到着。無事につながりました。


②携帯電話の子機の電池の具合が悪く、充電がうまくいかないと、さきほど家内からききました。アマゾンで調べたらまさにその製品が20%近く値引きされて出品されていました。注文しました。明日到着します。


③入院している時に、パソコンを息子に持ってきてもらいました。そのうちにどうしても印刷がしたくなりました。アマゾンでモバイルプリンタを調べ、購入者の評価☆なども調べてキャノンのiP100を注文しました。金曜日の夜でした。
 土曜日の朝、看護師さんに「宅急便の方がいらっしゃっていますよ。」といわれました。宅急便のお兄さんがプリンターを病室のベッドまで持ってきてくださったのです。
本当に感激しました。(この商品は今はないようです。このシリーズの新商品を末尾に参考に示しました。)


こんなことがリアル店舗でできるでしょうか。
①適切な在庫を常時抱えること(メーカーが製造を打ち切っていても、アマゾンに出品されていることさえある)。
②外出が難しい方にお届けすること。プレゼントとしての活用も可能です。


 実物を見なければわからない、というのは新しい商品を買うときです。既にあるものを買い換えるときに実物を見る必要はありません。
また、アマゾンで購入者の多数の評価が掲載されているのは、正直、 リアル店舗の店員さんのセールストークよりはよほど信頼できます。


 アマゾンは書籍の通信販売からスタートしたそうです。小売の書店で売れ残った書籍が返品されて裁断されることを考えれば、大規模な物流倉庫を抱えて在庫を持つことは、売れ残りリスクを軽減することにもつながります。
資源の無駄遣いを避けることになります。


 医薬品なども処方箋による販売などはネット販売で十分でしょう。薬局で薬剤師が購入者の顔色を見てアドバイスをするなど幻想に過ぎません。ご主人の薬を奥様が購入しに来たら「ご本人以外には売れません。」とでも言うのでしょうか。処方箋で薬品の内容が明確になっておれば、ネット販売のほうがよほど効率的です。
 いくつものかかりつけ医にかかってる患者さんが「かかりつけ薬局」で薬の飲み合わせのアドバイスを受けるといった仕組みも、全く理解に苦しみます。
電子カルテの共有などで解決すべき問題なのです。


 様々な業態の小売店(薬局も含む)は、これから厳しい時代を迎えるでしょう。
政治家の力で延命を図るようなことはいい加減にやめたほうが良いでしょう。
何が消費者のためになるのかを考えて、自らの進むべき道を見つけていくべきです。


銅鑼猫


【参考】Canon インクジェットプリンター PIXUS iP110 モバイルコンパクト


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