toranekodoranekoのブログ

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クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

テレワークが拓(ひら)く未来(そして管理職が変わった。)

【登場人物】
いまどき産業 駒子さん
駒子さんの先輩 淑子さん
2人の上司 山内課長


駒子:淑子先輩、ちょっとご相談があるんです。
淑子:どうしたの?
駒子:テレワークです。テレワーク国民運動プロジェクト「テレワーク・デイズ」が実施されるのをご存知ですか。
淑子:なんだか聞いたような・・。
駒子:うちの会社ではどうするんでしょう。山内課長に聞こうと思ったんですが、はじめに淑子先輩に、と思って。
淑子:それで何かいいことがあるの?テレワークってIT 企業の問題じゃないの?
駒子:とんでもない。どんな企業でも取り組んでいるんです
 7月23日(月)から27日(金)まで、テレワーク・デイズ2018が開催されます。
2020年7月24日東京オリンピックが開会されます。東京都心等の交通渋滞を避けるためにもテレワークは必須、ということから2017年よりテレワークのお試しを企業・団体等に呼びかける運動として始まったんですよ。内閣官房・内閣府を含めて主要なお役所がみんな音頭を取っています。オールジャパンの運動になっているのです。
淑子:あら大変。こんな大規模の運動なの。でも今年参加するには日がないじゃない。
・・でも、ライバル企業とか取引先とかが参加していて、私たちは何も知らないなんてわけにはいかないわ。
駒子:飯田橋に「東京テレワーク推進センター」というのがあってデモンストレーションとかいろんな説明とか資料ももらえるそうです。ぜひ一度行ってみませんか。
 今年少しだけでも参加できたら、いい話題づくりになります。
山内課長:どうした?2人で話し込んでいて。
駒子・淑子:山内課長、実は・・・。
山内課長:うーむなるほど。そうか。新しい知識を仕込むのは大切だ。
 よし。皆で今日の午後でも行ってみよう。駒子さん、アポイントを取ってくれないか。


(そして、「東京テレワーク推進センター」
センターの担当者:いらしゃいませ。お待ちしていました。
山内課長:お恥ずかしいが何も知らないんです。うちの若い社員がテレワーク・デイズのことを教えてくれたので、ともかく、皆で来てみよう、ということでお伺いしたんです。


担当者:わかりました。皆さん初めはそうですよ。まずは、デモンストレーションを少し見ていただきましょう。
 例えば、こちらの画面です。管理者用の画面ですが、一つ一つの仕事について、どの担当者が今どこまで仕事しているか、この画面の上ではっきりわかります。
山内課長:あれ?これは便利。こんなふうにチームの仕事内容が一目瞭然になるなら、テレワークとか何とかいうより、普段の仕事にだってとても役立つじゃないか。
淑子:フフフ、そうですね。「おい、あれはどうなった。」という課長の声で仕事が妨げられるのがなくなりそうですね。
山内課長:むむむ、痛いところをつくね。そうか。同じ場所にいて、顔をつき合わせて仕事をしていても、実際の仕事の中身をどこまで把握していたのか、疑問だね。
テレワーク、離れて仕事をする。そのために仕事を「見える化」する必要が出てくる。
まさに業務プロセスの管理そのものじゃないか。


淑子:でも、離れて仕事していたら会議なんかどうするんですか?
担当者:オンライン会議システムが様々用意されています。
 最近のお薦めはZOOM システムです。
(注)ZOOM参考サイト:Web会議ソフトZoomの魅力!使い方やダウンロード方法まとめ


淑子:ZOOM?スカイプならば少しやってみたことがあるけれど・・。
駒子:若手男子の今中君が「ZOOMって半端ないっすよ。スカイプよりも使いやすいです。」と言っていました。導入も簡単だし費用もごく安いそうです。無料のサービスもあるそうです。
山内課長:本当か。オンライン会議なんて導入にとてもお金がかかると思い込んでいた。
これは、今中君にすぐ教えてもらわなければ。


担当者:外回りの方など、営業日報をモバイルで送る、といったことはされていないのですか。
山内課長:そうか。それができれば営業は直行直帰ができる。通勤時間も短縮されるし、ワークライフバランスにも役立つ。必要な時にはオンライン会議をすればいいんだ。


淑子:心配なのは情報漏洩ですね。
担当者:皆さん、よくそうおっしゃいます。でも、大規模な情報漏洩というのは、実際には社内で起こってますよ。テレワークのためにシステムを整えることで情報漏洩のリスクはむしろ減っていくのではないか、と思います。
山内課長:確かに、業務がこれだけ「見える化」すれば誰がどんな情報を使っているかがはっきりわかる。なまじ顔をつきあわせて仕事をしてるだけで、誰が何をしてるかを把握していないことが、情報漏洩に繋がってるのかもしれない。


担当者:センターでは、厚生労働省の方や東京都の方も常駐しておられていろいろな相談にのってもらえますよ。
山内課長:いや今日は本当に勉強になりました。とりあえず、資料をいただいて帰って、当社ですぐ取り組めることが何か考えてみます。


(そして帰り道)
山内課長:今日は本当に勉強になった。どうだろう。君たち若い人でプロジェクトチームを作ってともかくできるところからやってみないか。
 オンライン会議がそんなに簡単ならば、まずそこからでも導入してみればいいんだ。少数の人で試しに使ってみて、全社に広げていけばいい。
 それに何といっても、はじめに説明された業務管理のシステム。管理者にとってはひょっとしたら、必須のものかもしれない。すぐに部長や役員に話してみよう。いや、社長にこそ知ってもらいたいな。
 テレワークというのは、何も特別なことじゃない。これからどんな会社でも必須のことになっていくのだと思うよ。


【参考サイト】

(再掲):


 わかりやすい動画の解説もあります。
 「テレワーク・デイズ2018及びテレワークの解説動画を公開しました。」  
  このかわいい女優さんはどなたでしたっけ?
  イラストの動画もしゃれていますよ。


【参考ブログ】
テレワークは企業にとって待ったなし!
テレワークが拓く未来(きっかけ編)
「テレワークが拓く未来(きっかけ編)」紙芝居型動画公開!
テレワークが拓く未来(「老兵は死なず」編)
テレワークが拓く未来(老兵は死なず編)紙芝居型動画公開!


銅鑼猫

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