東日本大震災から11年:私たちは忘れない
11年経ちます。
私たちは忘れてはなりません。
心に刻み、声に出し、それぞれの場所で考え、行動するのです。
昨年同時期にもまとめましたが、改めて東日本大震災に関連するブログをまとめました。投稿した順序に並べています。
私たちが現在直面している新型コロナウイルスへの対応にも、貴重なヒントが得られるでしょう。クリックすれば該当記事をご覧いただけます。一部の記事についてはさわりの部分も掲載しています。
技師の遺言(原子力発電所の真実)(2016年12月)
「私たちは、ひとときこの地球に住むことを許されている存在にすぎない。
住まわせていただいていることへの感謝があれば、畏れの気持ちがでてくるはずだ。
いま私たちがすべきは、この過酷事故の真実、その後の私たちの行動を隠すことなく世界に示すことだ。そこから得られる教訓を全世界に発信すべきだ。
そしてこの事故から勇気をもって立ちあがっていくこの国と国民の姿を世界に示すことだ。」
生かされている者の務め (2017年3月)
いつか菜の花畑で~東日本大震災を忘れない~(2017年4月)
心が落ち込むとき、希望をなくしそうになるとき、
そのときには、あの日々を、私たちがどのようにふるまったかを思い出しましょう。
この国の各地で、今を生きている人々のことを思いましょう。
そして、今日一日を落ち着いて明るく過ごしましょう。
それが私たちの誇りをかけた戦いの第1歩と思います。
全国社会保険労務士会連合会機関誌「月刊社労士」(2018年1月号)への投稿 -
(2017年7月「ヒューマンエラーと安全マネジメント」東京産業安全衛生大会における立教大学現代心理学部教授芳賀繁先生の特別講演の記録です。)
希望の道しるべ(3月11日に寄せて)(2018年3月)
東日本大震災と自衛隊 (2018年3月)
必ず夜明けが来る―リーダーのひと言― (2018年5月)
校長先生は屋上の暗い倉庫で子供たちに語りかけます。
「今夜はここで泊まります。他に行くことはできません。
食べるものも水もありません。とても寒くなるでしょう。
でも朝になればきっと暖かい夜明けが来ます。」
真の励まし・真の愛 (2018年6月)
「人を助けるすんごい仕組み。ーボランティア経験のない僕が日本最大級の支援組織をどう作ったか」 (2018年7月)
「失敗」を直視せよ 元政府事故調委員長・東京大学名誉教授、畑村洋太郎さん -
(2019年10月)
「あの事故を責任問題または刑法の方向からだけ見て、それでよしとする社会は、『幼稚』という感じがします。事故から何を学ぶか。再発防止も大事ですが、それ以前に現象がどう進んでいったか、被害がひどくならないように収める方法はなかったか、そういうことを事故が起こる前に考えておかなければいけなかった。」
誇りをかけた戦い(新型コロナウイルス)(2020年2月)
「安全とヒューマンファクター~ヒューマンエラーとの限りなき戦いに向けて」(東京産業安全衛生大会特別講演) (2020年3月)
失敗に学びすぎると萎縮する。成功例にこそ学ぼう。
マニュアルは一定の前提で書かれている。もともとアメリカ陸軍が兵隊の促成栽培、現場の口封じのために作ったもの。前提と違う事態が起きればその場で判断すべき。
フェイクニュースはなぜ拡散するのか(4月5日改定)(2020年4月)
復興への提言 ~悲惨のなかの希望~ (2021年3月)
「破壊は前ぶれもなくやってきた。平成23年(2011年)3月11日午後2時46分のこと。
大地はゆれ、海はうねり、人々は逃げまどった。地震と津波との二段階にわたる波状攻撃
の前に、この国の形状と景観は大きくゆがんだ。そして続けて第三の崩落がこの国を襲
う。言うまでもない、原発事故だ。一瞬の恐怖が去った後に、収束の機をもたぬ恐怖が訪
れる。かつてない事態の発生だ。かくてこの国の「戦後」をずっと支えていた“何か”
が、音をたてて崩れ落ちた。」
将来の災害に備える平時の災害対策の重要性(平成29年関東弁護士会連合会シンポジウム) (2021年3月)
虎猫・銅鑼猫