復興への提言 ~悲惨のなかの希望~
「破壊は前ぶれもなくやってきた。平成23年(2011年)3月11日午後2時46分のこと。
大地はゆれ、海はうねり、人々は逃げまどった。地震と津波との二段階にわたる波状攻撃
の前に、この国の形状と景観は大きくゆがんだ。そして続けて第三の崩落がこの国を襲
う。言うまでもない、原発事故だ。一瞬の恐怖が去った後に、収束の機をもたぬ恐怖が訪
れる。かつてない事態の発生だ。かくてこの国の「戦後」をずっと支えていた“何か”
が、音をたてて崩れ落ちた。」
「復興への提言~悲惨のなかの希望~」
(平成23年6月25日東日本大震災復興構想会議)
東日本大震災復興構想会議については、次を参照してください。
「未曾有の複合的大災害である東日本大震災からの復興は、単なる復旧ではなく未来志向の創造的な取組が必要です。
我が国の叡智を結集し、幅広い見地から復興に向けた指針策定のための復興構想について議論を進め、未来に向けた骨太の青写真を描いていきます。」
これが東日本大震災復興構想会議の趣旨でした。
その中で「復興への提言~悲惨のなかの希望~」が取りまとめられました。
3月4日日経新聞朝刊経済教室で、記事代理を務めた御厨貴・東京大学教授(現名誉教授)が
次の記事で言及されています。
取り急ぎここでは紹介に留めます。
ぜひ、まずは日経新聞記事を、そして「復興への提言~悲惨のなかの希望~」をご覧ください。
私も日経新聞でこの報告書を知り、これから読むところです。
銅鑼猫