2011年3月11日 津波は10分かからずにやってくると予想されました。 20分かけて第2避難所の中学校に避難する余裕はありません。 校長先生は小学生たちを屋上の倉庫に避難させます。 津波が押し寄せてきます。一階、二階と水が上がってきます。 一瞬ダメかなと覚悟を決めましたが、辛うじて水はそこで止ま... 続きをみる
3.11のブログ記事
3.11(ムラゴンブログ全体)-
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既に投稿したものの中から、震災関連のブログをご紹介します。 これからも関連するものを投稿して参ります。 私たちは、決して忘れてはなりません。 いつか菜の花畑で~東日本大震災を忘れない~ 「頑張って」はいけない。 技師の遺言(原子力発電所の真実) 虎猫
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杉山隆男著「兵士は起つー自衛隊史上最大の作戦」 東日本大震災に直面した自衛隊員の行動を追ったノンフィクションです。 読み進むのがとてもつらい箇所もあります。それでも広く読まれるべき本です。 ここでは、心に残ったいくつかの場面を要約しながらご紹介します(本書では実名の箇所と匿名の箇所があります。こ... 続きをみる
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地震、津波、原発。 思いもかけない災害 2011年5月に私は心に留まったいくつかの言葉を書き留めました。 あの時から7年経った今、改めてご紹介します。 「多くの働く真摯な人間を日本は失ったが、そこに無数の人間の尊厳を見ることができた。他方で、本物を見分ける目は、同時に虚飾に満ちた堕落を見つめる目... 続きをみる
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皆さんは「チャーグ・ストラウス症候群」という病気についてお聞きになったことがあるでしょうか。ソチ・オリンピックのスキージャンプ団体の竹内選手がこの病気にかかっていたが、難病を押して見事銅メダルを獲得したので、ご存知の方も多いかもしれません。 白血球の一種の好酸球というのが急に増えて、体中の細い... 続きをみる
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本当につらい思いをしている人に「頑張って」という言葉はどう受け止められるでしょうか。これ以上頑張りようもない人にとって、心を突き刺す刃となりかねません。 私は中学生になった時、母をがんで亡くしました。 そのとき「お母さんは心の中で生きているんだからね。」と言葉をかけられて、泣きました。励ましの言葉... 続きをみる
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【2018年3月12日追記】 みすこそさんのホームページが見当たらなくなりました。 ツイッターはこちら:みすこそ (@misukoso) | Twitter また、下記の書籍はキンドル版無料などと案内されています。 サンプル動画も掲載しました。 2013年3月、あの日から2年たったときのこと、ちょ... 続きをみる
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Nさん お手紙有難うございます。 最近の様々な出来事で意気消沈していると伺いました。これからどうしていけばよいのか、と悩んでおられるのですね。 私のささやかな体験をお話しします。 2010年10月末。私は60歳で銀行の定年を迎えましたが、再雇用制度で65歳まで勤務できることになりました。その記念に... 続きをみる
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私が縁側で涼んでいると、裏の木戸を開けて引退した技師の中井さんがやってこられた。中井さんは私が幾度もお邪魔して現役時代のお話を伺った方だ。2年ほど前に亡くなっていたはずなのに?夢を見ているんだろうか。 でも、中井さんはいつものように、軽く手をあげておっしゃった。 「阿部さん。久しぶりだね。結婚が決... 続きをみる