toranekodoranekoのブログ

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コロナ後もテレワークを!社労士が語る「“柔軟な働き方”をいまこそ推進しよう」



いまだ収束していない新型コロナウイルス感染症への対策として、各企業で急速に導入が進んだ「テレワーク」。
そもそも、テレワークは「働き方改革実行計画」の中で「柔軟な働き方がしやすい環境整備」の一環として取り組まれてきた課題です。
今回テレワークを導入したことで数多くのメリットに気付かされた企業も多いでしょう。これからもテレワークを継続する、あるいは、これからテレワークの導入を進める場合は、改めて問題点と今後の対応を検討する必要があります。
ぜひ、この記事をご一読ください。




(230801rリンク修正)



(内容の一部)
①基本的な考え方
テレワークは自宅など離れた場所での勤務です。基本的な注意点はオフィスでの業務と同じです。労働基準法などの各種法令はそのまま適用されます。労働時間管理も当然に必要です。労働安全衛生や労働災害防止対策等も一般のオフィス勤務と変わりません。


②テレワークとりわけ在宅勤務は、普通の家庭を職場とするものです。
人事労務担当者としては、産業医ともしっかり連携して環境を整えるための基準を明確にし、従業員に周知してください。突然のテレワークで執務環境のチェックが疎かになっている可能性があります。従業員任せにしてはいけません。労災事故などが起これば、会社として安全配慮義務違反が問われかねません。


③テレワークは、仲間と離れた孤独な作業環境です。
周りには相談相手もいません。本人の状況を気づかってくれる上司や仲間もいません。それどころか、家事の負担や、学校休校中ならばお子様の世話も必要でしょう。
テレワーク環境下では職場での執務と違って心理的な負荷が大きくなりがちです。メンタル不調になる方も生じかねません。
メンタルヘルスにはオフィス内の業務と異なる万全の対応が必要です。産業医としっかり連携して対応してください。


④テレワークは単なる感染症対策にとどまるものではありません。
いま「SDGs」が花盛りです。(「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」SDGs(エス・ディー・ジーズ))
テレワークこそ、そのために真っ先に取り組むべきことと思われます。
健康と福祉、ジェンダー平等、働きがいと経済成長、産業と技術革新・・・これらすべてにテレワークは役立ちます。
いま、テレワークについて真摯に検討することは、新型コロナウイルス騒動以降においても企業が存続していくうえで必要なことかもしれません。新しい未来を開くためにも、覚悟を持って対応していくべきです。



【掲載サイト「エムスリーキャリア」のご紹介】
産業医紹介の有力サイトです。
産業医との連携や健康経営等の目線で私なりに記事を執筆させていただいています。
エムスリーキャリア様への銅鑼猫(玉上)の記事については、「労働災害」「新型コロナウイルス」「パワハラ防止法」「安全配慮義務」に次ぐ第5弾です。



18日の日経新聞で同社の親会社エムスリー株式会社について、時価総額上位の上昇銘柄として大きく取り上げられています。


「コロナ発、産業革命の鼓動 マネーは覇者交代を先取り」


「65位から44位に上昇したエムスリーはソニーの関連会社だ。製薬会社が医師向けに医薬品情報を提供するサイトを運営する。登録する医師は国内の約9割に及ぶ。
同社は今、「健康」と「接触」という2つの難所に立ち向かっている。コロナ禍の今こそ医師はメーカーの医薬情報担当者(MR)との対話が必要なのに、接触を避けるために面会がかなわない。非接触のサイト利用は急増し、株価は今月、上場来高値を付けた。」


銅鑼猫

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