toranekodoranekoのブログ

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安全配慮義務とは?違反しないために企業が取り組むべき必須ポイント徹底解説

「安全配慮義務」という言葉はご存知でしょうか。
会社として労働者の命や安全に配慮しなければいけない義務です。
人事総務の担当の方や管理職ならば必須の知識ではありますが、詳しく知っている方はあまり多くないのではないでしょうか。
ポイントをわかりやすく解説していきます。





(内容の一部)
1.安全配慮義務は、民法の基本的な原則から発展してきた義務です。
権利の行使や義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければなりません。
会社は「賃金さえ払えばこき使ってよい。」などという理屈は通りません。
労働者が快適な職場環境でしっかり働いてもらい、安全と健康を確保できるように配慮しなければならないのです。


2.自分の会社の労働者だけでなく、会社のために働いてもらっている外部の方の安全をも配慮しなければなりません。
例えば次のような方も安全配慮義務の対象となります。
 ①元請からみた下請労働者
 ②派遣先からみた派遣労働者


3.安全配慮義務には「心身の健康」と「職場環境の配慮」も含まれます。
労働災害などの事故や災害の防止、職業病等の防止にはとどまりません。
過重労働防止対策として、健康診断や労働時間管理をしっかりして労働者の健康に配慮する、という義務も含まれるようになります。「健康配慮義務」といわれます。
いじめ防止対策(ハラスメント対策)も会社の義務とされました。職場の環境をちゃんと整えなさい、という義務であり「職場環境配慮義務」と呼ばれます。


4.そのほか
新型コロナウィルス感染症と安全配慮義務、自然災害と安全配慮義務。
産業医の重要性、など



【掲載サイト「エムスリーキャリア」のご紹介】
産業医紹介の有力サイトです。
産業医との連携や健康経営等の目線で私なりに記事を執筆させていただいています。


エムスリーキャリア様への銅鑼猫(玉上)の記事については、「労働災害」「新型コロナウイルス」「パワハラ防止法」に次ぐ第4弾です。




18日の日経新聞で同社の親会社エムスリー株式会社について、時価総額上位の上昇銘柄として大きく取り上げられています。


「コロナ発、産業革命の鼓動 マネーは覇者交代を先取り


「65位から44位に上昇したエムスリーはソニーの関連会社だ。製薬会社が医師向けに医薬品情報を提供するサイトを運営する。登録する医師は国内の約9割に及ぶ。
同社は今、「健康」と「接触」という2つの難所に立ち向かっている。コロナ禍の今こそ医師はメーカーの医薬情報担当者(MR)との対話が必要なのに、接触を避けるために面会がかなわない。非接触のサイト利用は急増し、株価は今月、上場来高値を付けた。」


銅鑼猫

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