今朝の朝日新聞です。
男性も女性も被害に遭っています。
この記事でやはりそうかと思ったのは次の箇所です。
「セクハラを受けた後の行動についてたずねたところ、「何もしなかった」（２４・７％）が最も多かった。」

就活セクハラへの対処について、昨年私がご依頼を受けて弁護士サイトに投稿した記事を次のブログで紹介しています。特に強調したい点は次の通りです。
名の通った一流企業でも就活セクハラをやるようなところは、存続させてはなりません。
企業の恥、日本の恥です。

【就活生の皆様へ（親御さん学校関係者の方も）】
就活セクハラは、弱い立場の就活生に対する卑劣な行為です。
泣き寝入りするのではなく、公的な機関、ホットライン、弁護士などの力も借りてしっかりと対応してみてください。
一人一人の勇気ある行動が、就活セクハラをやめさせ、さらにはこの国のなかで誇りを持って働ける職場を築いていく第一歩となるでしょう。

【企業の方へ】
採用担当者などが就活生に対して強い立場で臨むことに慣れっこになっている、という事情もあるようです。
採用応援の若手社員も、そのような人事部担当者や先輩社員の振る舞いを真似て、役得とでも思って就活生に非礼な振る舞いに至っているのでしょう。
要するに就活セクハラは、その会社の良識のなさ不見識が顕在化したものです。
恥を知るべきです。

銅鑼猫