toranekodoranekoのブログ

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欧米の避難所はエアコン、シャワーに食堂も この差なぜ

朝日新聞7月18日の記事です。



【上記記事より】
欧米ではトイレ、キッチン、ベッドの3点セット「TKB」が整っていることが避難所の最低条件なんです。これが整っていると、エコノミークラス症候群などの病気の発生も抑えられることが分かっています。


アメリカの疾病対策センター(CDC)が作った「災害避難所環境アセスメントスコア」が、アメリカでは避難所環境の基準となっています。このスコアにある「1人あたり3・3平方メートル以上ある」「食事は冷たくない」「トイレの数は20人に1個以上」など、日本ではクリアしていない避難所がほとんどです。


日本では被災した市町村が中心に動き、国や都道府県は要請があって初めて支援に入る体制です。発生前の備蓄に十分な予算もない。ボランティアも、災害から少し時間が経ってから、それぞれの団体を通じて個人個人で入るのが普通。東日本大震災レベルの災害では、運営自体が回らなくなります。


 一方欧米では、専門の災害省庁があり、災害発生前の備えから発生後の支援まで一貫して対応します。国が主導するのが当たり前。かなりの国費をかけて、簡易ベッド、トイレ、キッチンコンテナなど、すぐ使えるように各地の備蓄倉庫に準備しています。


【銅鑼猫コメント】
国家の第一の役割は国民の安全を守ることです。命と健康を守ることです。
被災した市民になにの落ち度もありません。国を挙げて守らなければなりません。
一体我が国は、文明国なのでしょうか。
忍耐強く我慢強い国民に甘えて、国としてやるべきことをしていないのです。


金がないわけではないでしょう。Go to キャンペーンにならいくらでも無駄金を出すのに、なぜ大切なところにお金が使えないのでしょうか。


我国は災害大国です。災害に備えた平時からの備えが欠かせません。


新型コロナ問題も然り。一番大切にすべきは医療機関・医療従事者です。
病院が新型コロナ患者の受け入れのために、他の通院入院を従来のように受け入れることができず赤字になっている。医療者に払うボーナスが出せない。
こんな恥ずかしいことを放置してよいのでしょうか。


かつて米軍の関係者が旧帝国日本軍の事を次のように評したそうです。
「兵士は勇敢、将校は普通、将軍は無能」


今もなお通用する評価でしょう。


銅鑼猫

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