toranekodoranekoのブログ

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
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聴診器から聞こえるものー命の大切さを考え直すー

【2009年5月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿した記事です。
子供の日に、思い立って再投稿しました。時期の記述は現在に合わせています。】


 10数年前のこと、会社の近くに科学教材などを扱うお店に聴診器があったので、買ってみました。2千円から3千円程度だったと思います。
喘息で定期的にお医者さんに通っている身であり、お医者さんが聴診器を胸に当てるだけで、なぜ診察ができるのか不思議でした。薬剤師さんから、お医者さんは聴診器だけで体の中の状態をありありと聞き分けるのですよ、とも聞いていたので、興味をそそられたのです。


はじめて、自分の胸にあてたとき、ドコン、ドコン、ドコン!
心臓の音だったのです。びっくりするくらい大きく、力強い音でした。
生まれてから死ぬまで、ひと時も休まず(休まれては困るのですが)、倦まずたゆまず打ち続ける音です。
自分がお金を出して買ったわけではありません。何か良いことをしてご褒美にいただいたのでもありません。ただ、与えられたのです。
 人間の頭、心、感情、知性、プライド・・そんなものは体の一部です。
いってみれば間借り人みたいなものです。間借り人の分際で、家全体を支配していると思い込んで、文句を垂れていたのが、自分の姿だったのです。その家(体)を支える多くの存在を忘れ、それを創られた方への感謝を忘れていたのです。


 図書館に行くと、「○月は○○区の自殺予防月間です。*」というパンフレットがおいてありました。
自殺を考える人は、聴診器で一度自分の心臓の音を聞いていただいたら・・と思います。
あの音を聞いて、意識にのぼる「自分」がいかに小さな存在か、頂いた体だけでもいかに大きな恵みなのか、考えてみていただければと思うのです。


 私が聴診器を買ったお店は無くなってしまいましたが、竹橋の科学技術館の売店にもありました。体だけでなく、樹木にも当てて音を聞いてごらんなさい、と書いてありました。ご興味のある方はどうぞお試しください。


*投稿当時は杉並区の自殺予防月間が5月でした。現在は、3月また9月が自殺対策強化月間になっているようです。
 厚生労働省「自殺対策強化月間(3月)」
 東京都保健福祉局「3月は『自殺対策強化月間』です。」


虎猫

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