toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

苦難さえも喜びとする。真の宗教と偽りの宗教を見極めるもの。(新約聖書ローマ人への手紙)

「それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。それは、苦難が忍耐を生み出し、忍耐が錬られた品性を生み出し、錬られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。」
(「ローマ人への手紙」第5章3節4節:聖書新改訳2017)


本日の東京カベナント教会のメッセージで取り上げられた聖書箇所です。


真の宗教は苦難さえも喜びにし、魂の救いと平安をもたらします。
現世の御利益を約束するものではありません。


偽りの宗教は、人々の恐怖と不安を煽り立てます。
そのようにして人々をおどし、教団への献金を強いたり、かつてのオウム真理教のように殺人さえも行わせるのです。




なお、もう一言。
「反社会的勢力」の本質は「統制された威迫力を用いて経済的利益を追求する集団」です。
反社会的勢力が「反社会的勢力」という看板を掲げているわけではなく、「反社会的勢力」という名刺を差し出すわけでもありません。
通常の経済活動を行う団体と思わせたり、人権団体、政治団体などを装ってくるものもいます。おそらく、宗教団体を装うものもあるでしょう。心しておくべきです。





虎猫

終戦記念日に寄せて

8月15日は終戦記念日
これに関連するブログを少しご紹介します。ほんの一部です。


ブログをこれから始めようとする方、既に始めている方。
ブロックはメモ代わりに使っていけば良いと思います。
例えば、自分が心惹かれた新聞記事とか人から聞いたお話とか、そんなものでも、ともかくブログに投稿しておくのです。
自分自身の思いや意見、まとめるのはなかなか大変でしょう。
でも、人から聞いた素晴らしい話をお伝えするというのは全然難しいことではありません。
後から見返してみても、自分にも読んでくれる方にも大変役に立つのです。
自分なりのタグをつけておけば後で検索もできます。









このブログの中で参考文献も幾つかお示ししています。気になるものがあればぜひご一読ください。



【戦争と平和関連のブログは次のタグでまとめています。順次更新していきます。】



虎猫・銅鑼猫

Japan ブランドの海外進出にぜひ補助金を活用しよう。


「JAPANブランド育成支援等事業費補助金」という補助金があります。


中⼩企業者等が、海外展開やそれを⾒据えた全国展開のために、新商品・サービスの開発・改良、ブランディングや、新規販路開拓等の取組を⾏う場合に、その経費の⼀部の補助を⾏うものです。海外進出を考えていらっしゃる中小企業者等の方にとって、ぜひ知っていただきたい補助金です。
毎年1回5月から7月ぐらいまで公募が行われます。今年の締め切りは、8月1日でした。



私は、たまたまご縁があって、女性向け美容用品を米国で販路開拓したいという方のご依頼を受け、この補助金の申請のお手伝いをしました。


この補助金では、次の様々な経費の3分の2の補助が受けられます(上限額500万円)。
①謝⾦ ②旅費 ③借損料 ④通訳・翻訳費 ⑤資料購⼊費 ⑥通信運搬費 ⑦広報費、⑧マーケティング調査費 ⑨産業財産権等取得等費 ⑩展⽰会等出展費 ⑪雑役務費、⑫講座受講料 ⑬原材料等費 ⑭機械装置等費 ⑮設計・デザイン費、⑯委託・外注費。


中⼩企業庁が選定した海外販路開拓のプロフェッショナル「⽀援パートナー」のサポートを受けることが必要、とされています。


中小企業者が支援パートナーを選ぶことは難しいでしょう。
「コンシェルジュ」に相談して、最適な支援パートナー選択をサポートしてもらうことができます。
今回の申請についてもコンシェルジュに相談したところ、すぐに候補者を3社ほど選んでいただき、クライアント様が候補者の会社とご相談し、最終的に一社選ばれました。
その支援パートナー様がていねいに指導してくださいました。
クライアント様からお話があったのが7月の上旬、ともかくまず支援パートナーを探して、というところから始まり、こちらも初めてのことであり、おおわらわでしたが、ともかく申請にこぎつけました。


志のある中小企業者のために、このように様々な支援制度が整っています。
ぜひご活用ください。


【制度概要についてわかりやすいパンフレットがあります。】


【制度全体についてのホームページはこちらです。】


(参考:Japan ブランド含め中小企業等に役立つ補助金を解説した記事が公開されています。こちらのブログでご紹介しています。)




補助金関連のブログはこのタグでまとめています。



銅鑼猫

近況報告3件(①補助金②不正不祥事対応③統一教会問題)

(東京カベナント教会)


近況のご報告です。どうかこの者が自分なりに適切に判断し行動ができるよう、ひき続きお祈りください。


①補助金などへの取り組み
国や地方自治体が中小企業等の思い切った事業再構築等のため様々な補助金などの支援制度を拡充しています。
「ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会の変化に対応し日本経済の構造転換を促す」といった目的です。
幸いにこの者にも多くの方からご相談をいただき、中小企業者等の熱い想いを聴き取って、補助金申請のお手伝いをしています。この者が、これからも力を尽くして的確なお手伝いができるようお祈りください。


②不正不祥事などへの対応
この国の勤勉で優秀な人々の真摯な努力にもかかわらず、経営者あるいは政治の指導者の判断ミス等に起因して様々な不正・不祥事が続発しています。
長年の品質偽装が明るみになった企業もありました。通信インフラを担う企業が通信障害を起こし、その対応の不適切さから被害を拡大しました。原発事故は、コスト削減を至上命題と考えた経営者の判断ミスが大きな原因でした。
不正不祥事への対応については、私なりに教材発行、セミナー実施、記事の執筆を継続してきました。
三井住友信託銀行でコンプライアンス長く取り組んできた経験を生かそうとしてきたものです。
今一度、不正不祥事対応に役立つ自分のノウハウを世に問いたいと考えております。


③統一教会問題
この団体が名前を変えてここまで政治家などに食い込んできていることが明らかになってきています。
宗教団体を名乗って、人々の恐怖と不安を煽り立て経済的利益を追求しています。
私は前職で反社会的勢力への対応にも注力して参りました。この団体への対応についても、反社会的勢力への対応のノウハウが生かせるはずです。そのようなことも今後考えていきたいと考えております。


④皆様方とそのご家族の健康が守られますように。家族が共に支え合うことができるように。たとえ病にあっても主に信頼し、平安が得られますように。


(参考ブログ)





虎猫

広島とグラウンド・ゼロ(今年も再掲しました。)


青山学院大学聖歌隊 〈あなたの平和の器にしてください Make me a channel of your peace〉[CHANNEL OF PEACE]


私がはじめて広島平和記念公園を訪れたのは、いまから40年ほども前でしょうか。
そこには、こんな碑がありました。
「安らかに眠ってください。
過ちは繰り返しませぬから」


かつて、この碑文をめぐって「主語がない。誰が過ちを犯したのか、誰が誤っているのかをはっきりさせるべきだ。」という議論があったのを思い出しました。


はじめてこの碑の前に立ったときに、なぜ主語がないのか、はっきりとわかりました。
この碑の前に立つ一人一人が、自ら「過ちは繰り返しません。」と誓わなければならない、だから主語が書かれていないのです。


私が40年前のこのことを思い出したのは、堤未果さんの「グラウンド・ゼロがくれた希望」(扶桑社文庫版 以下「本書」といいます)という本を読んだからです。
アメリカに憧れて留学し、国連、アムネスティインターナショナルを経て米国野村證券に勤務中に、堤さんはあの9.11テロに遭遇します。勤務先のビルはあの世界貿易センタービルの隣でした。
9.11の後、アメリカには二つの現象が現れました。
「惨事の後、人々は我先にと献血車の前に列をなし、危険も顧みずに救出隊に加わった。・・人種・宗教・肌の色に関係なく、一人の人間であるというだけで平等に誇りを持って幸福に生きられるという夢。ニューヨーカーを一つにしたものは、まさにこのアメリカン・スピリットだった。・・人間が太古から繰り返してきた過ちに終止符を打つものの存在もここに隠されているように思う。」(本書184~185頁より。「私の視点」/朝日新聞2001年9月27日に堤さんが寄稿されたものです)
一方では、町中に星条旗があふれ、家々の窓から「偉大なるアメリカ」のテーマが大音量で流れ、大統領がこぶしを振り上げて「正義は必ず悪を叩き潰す」と演説し、あの戦争へと突き進んでいったのもアメリカです。


 堤さんは帰国します。来日した平和活動家の通訳をする機会に恵まれます。米国の退役軍人の平和活動家が来日し、酒田市で講演するのを通訳します。
その退役軍人は講演の途中で急に椅子から立ち上がり「僕には一つ夢がありました。」と突然話し始めます。
「いつか日本に行く機会があったらどうしてもあることを伝えたかったのです。・・
アメリカ人として、そしてかつて軍人だった人間として言います。僕の国の軍隊が、あなた方の国に原子爆弾を落としたことを、どうか許してください。」
聴衆の中のひとりの年老いた男性が手を上げ、マイクを渡されると静かに話し始めます。
「わしは若い頃に戦争を体験したものですが、アメリカの人に謝られたのは初めてです。胸がいっぱいで、なんて言っていいかわかりませんです。ただ、今日まで長生きして本当によかった。わしは・・・」
そこまで言って声を震わせると、彼はうつむいてしまいます。会場のあちこちからすすり泣きが聞こえだしました。(本書204~205頁より)


あの広島の碑文に、本書で語られた9.11グラウンド・ゼロの後に、そしていま、3.11の後の日本に、多くの希望を見出すことができます。


本書の中の言葉をもうひとつ紹介して、この小文を終えます。
「非人間的な力を打ち負かすものはただ一つ、より人間的になることだ。」(本書230頁)


【参考】
①広島市のホームページには上記の碑文の公式の解説が掲載されています。

Q


A(抜粋)この碑文の趣旨は、原子爆弾の犠牲者は、単に一国一民族の犠牲者ではなく、人類全体の平和のいしずえとなって祀られており、その原爆の犠牲者に対して反核の平和を誓うのは、全世界の人々でなくてはならないというものです。


②堤未果さんのオフシャルサイト

 「グラウンド・ゼロがくれた希望」などの著作も紹介されています。


「それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。
それは苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」

(新約聖書ローマ人への手紙第5章5~6節:新改訳2017版)


【注】
2012年10月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿し、2017年から2021
年までこの時期に本ブログに繰り返し投稿している記事です。
8月6日広島、9日長崎を迎えるこの時に改めて投稿いたしました。


虎猫