今こそ新型コロナに立ち向かう(22)ワクチン大規模接種会場は単なる愚行・すぐやめよ。
等々力渓谷
「期間は5月24日から3カ月間」
「東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の高齢者を対象に想定し、1日1万人規模の接種を目指す。」
TBSニュースの内容をよくご覧ください。
TBSニュース
政府が東京に設置「大規模接種センター」とは?
「高齢者向けの大規模接種会場のすぐ近くには、最寄り駅の地上出口があるんですけれども、地下鉄大手町駅には約40もの地上出口がありまして、こちらから出てくるためにはC2bという出口から出てこなければいけません」(村瀬健介キャスター)
大手町駅の最寄り出口からは徒歩で5分程ですが、各地から1日1万人の高齢者がこの会場を目指すとなると、アクセスの周知徹底が必要となります。
移動により感染リスクが高まるおそれについて、岸防衛大臣は・・・
「ワクチン接種のための都外からの移動については、不要不急の外出にはあたらないと認識しております」(岸信夫防衛相)
(銅鑼猫コメント:全く答えになっていませんね。不要不急の外出の定義に該当するかどうかではなく、感染リスクについて質問しているのです。)
日本ワクチン学会の理事を務める長崎大学大学院の森内教授は・・・
「会場が、それだけの規模(1日1万人)を一気にやるうえで密にならずに済むのか。(会場に)行く人間の動き、接種、接種後の15~30分の待機、密にならずにできる計画が立っているのかは気になる」(長崎大学 大学院 森内浩幸教授)
東京新聞の批判記事も。
1都3県の高齢者を都心に集結させるというのですか。
それもあの大手町に。3密が避けられない場所です。
このような大規模な人の流れを引き起こすのは、感染拡大に繋がりかねません。
感染症の専門家などの意見を聞いたのでしょうか。
いつも通りの菅総理の思いつきでしょう。
このような思いつきがそのまま通ることこそ、この国の政治家の感染症への認識の低さが現れています。
私は70歳の喘息持ちです。
公共交通機関に乗ることすらひたすら控えています。
都心での接種を指示されても、行くには二の足を踏みます。
銅鑼猫