今こそ新型コロナに立ち向かう(39)杉並区長への手紙
2021年9月1日杉並区長への手紙(区政へのご意見・ご要望)です。
ぜひご一読ください。
また、民間企業の皆様が知恵を出し合ってください。
おそらく、区役所にも保健所にも初歩的なノウハウがないのです。
杉並区自宅療養者死亡事故について提案
私は社会保険労務士、健康経営エキスパートアドバイザーです。
前職は三井住友信託銀行で、コンプライアンスや危機管理を担当していました。
その私の目線で、黙っていられなくなったので一言申し上げます。
今回の自宅療養者死亡事故について保健所が対応を打ち切った、というのは常軌を逸したことですが、問題は、電話を主な連絡手段としていたことでしょう。電話は双方が同時につながらない限り連絡が取れないのです。
現在のようにオンライン、ネットなどの活用が一般化している中で、電話連絡は補完的な最終手段と見るべきです。
なぜ保険所が電話連絡にこだわるのか全く理解できません。自宅療養所と保険所の間は、メール、LINE、ZOOM など様々な通信手段を用意すべきです。保健所の職員にノウハウがないのなら、民間企業の手を借りてください。SECOM、ALSOKといった警備会社の方がノウハウは充実しているでしょう。離れて暮らすご高齢の親御さんとの連絡、といった方法を自宅療養者と保健所との連絡手段に使えばよいのです。
電話受付担当者を増員するくらいの知恵しかないのですか。
もっと知恵を出しましょう。頭を下げて、民間企業にSOS を発信してください。
(参考)区長への手紙サイト
(参考)杉並区の新しい自宅療養者支援システム
(抜粋)
自宅療養者支援ステーションの開設
3カ所の保健センター(荻窪保健センター・高円寺保健センター・高井戸保健センター)内に設置し、保健師、事務系職員等60人以上、看護師を配置します。
事務系職員等が、無症状等の自宅療養者の体調確認を、1日2回の電話での聴取等により行います。また、保健所が必要と判断した方にパルスオキシメーターや食品など、必要な物資を届けます。
有症状等の自宅療養者については、保健師、看護師が体調確認をするとともに電話相談等を行います。
銅鑼猫