今こそ新型コロナに立ち向かう(8)コロナ渦こそチャンス②新しい発見のきっかけ
(光が丘公園バードサンクチュアリで飼育中のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ))
新型コロナはこれまでの当たり前を問い直すきっかけとなりました。
急激に普及したテレワークは、「やってみれば結構便利」と私たちに気づきを与えました。
飲み会で、長時間過ごすことがコミュケーションの道だという思い込みも、飲み会が制約されればZOOM 飲み会でも結構できると、わかってきました。
少しコロナが落ち着いたから元に戻そう、と考えていては未来はありません。
コロナでの発見をさらに突き詰めていくことです。
必要は発明の母です。
様々な制約があるからこそ、乗り越えるための創意工夫、イノベーションが生まれます。
テレワークについては、東京オリンピック対策として2017年からテレワークデイズが始まりました。「通勤の混雑を少しでも楽にして、オリンピックのお客様を迎えましょう。」ということだったのです。
しかし通勤の混雑だけではありません。
天変地異への対応としても必須であり、感染症対策は、そのひとつです。
妊娠出産育児・介護・病気治療との両立、障害者雇用の促進、等にも欠かせないのです。
新型コロナ感染症対策として一気に広がったテレワークが、昨年夏から秋にかけては、少し尻すぼみになりかけました。
第3波、そして、今明らかになっている第4波。
現実から目を背けてはなりません。今まさに第4波なのです。
第3波よりもさらに大きな波になることは確実です。
テレワークに及び腰な企業、経営者、管理職に将来はありません。
今真剣にテレワークに向かうものにこそ未来は開けます。
数年たてば「テレワーク」という言葉そのものが死語になるでしょう。
ごく当たり前の働き方になるのです。
昔の人は満員電車に揺られて長時間の通勤を疑いもなくやっていた。
そんな不思議な時代があった。
そのように言われる時が必ず来ます。
飲み会で親交を温め、仲間と認めた人だけお付き合いしていく。
そんなのどかな時代はもはや過ぎ去りつつあります。
飲み会宴会を主な収入源としていた飲食業は、すたれていくでしょう。
この新型コロナのもとで、すべての業態が今まで通りに生き残れるはずがないのです。
このようなテーマについてこれから少しずつお話をして参ります。
(参考資料)
①健康経営の推進について(令和2年9月経済産業省ヘルスケア産業課)より。
②虎猫銅鑼猫のテレワーク電子出版及びYouTube 記事