toranekodoranekoのブログ

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菅総理の危機管理の失敗ー学術会議任命拒否問題の解決策

学術会議任命拒否問題は、菅内閣の危機管理の失敗です。
取り繕うほど深みにはまっていきます。
この問題は、安倍総理が決定しており、居抜きで総理大臣になった菅氏には、もはや動かしようがなかった、そうです。
「この6人は、安倍前首相が政治生命をかけて強行した安保法改正など3本の政策に反対した学者で、安倍前首相が拒否を決め、禅譲された菅新首相としては、それをひっくり返せなかったのだろう。
だが、安倍前首相が拒否を決めたとはいえず、わけのわからない説明となったわけだ。
(中略)
そこで菅首相は、野党が攻める目標を分散させるために、厄介とは知りながら「脱炭素社会」を宣言したのではないか。」
(出典:田原総一朗「危険な『脱炭素社会』宣言」(週刊朝日11月13日号))


ゴマすりの知恵者たちがあれやこれやと言い逃れの策を菅総理のもとに持ち込み、これに振り回されて、一層の混乱を極めているのです。


危機管理のためにはいくつかの対応方法があったでしょう。


(その1)一切言い訳しない。
言い訳などできないからです。壊れたテープレコーダーになって、ひたすら時間稼ぎをするのです。
この方がまだマシだったかもしれません。
しかし手遅れです。自らの言い訳のオンパレードに絡み取られて、身動きが取れなくなっている のです。


(その2)乾坤一擲の勝負に出る。
6名を任命し、杉田官房副長官を更迭する。
言い訳はしない。「総合的判断で私が決定しました。」それだけを繰り返す。


これにより、安倍前総理や杉田官房副長官などの旧勢力を一掃する。
心ある国民の支持をねらった大勝負です。
そして、ここまでで明るみになったゴマすりたち(2人の大臣経験者などを含む)も、纏めて一掃すればよいのです。
志を持ち、毅然と対応する菅総理。イメージ一新、野党もあれこれ騒ぐとしてもを攻め手をなくしてしまうでしょう。そのうち立ち消えになります。


もとより、そのような胆力がこの人にあろうとは私は思っていません。
こんな政治家がいたらいいな、と思う私の願いです。


(注)「乾坤一擲」
運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを投げる意から。▽「乾」は天、「坤」は地の意。「一擲」はひとたび投げること。「一擲乾坤いってきけんこん」ともいう。


なお、似たような記事をこれまでも書いてきました。
政治家ならばこのように振る舞って欲しい、現実にそのような人もいるではないか、そのような思いです。リンクを設けておきます。





銅鑼猫

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