お粗末GoToイート。“お友達”グルメサイトの儲けを優先する政権の愚
まぐまぐニュースには、様々面白い記事が載っています。
次などいかがでしょう。
お粗末な制度設計で、指定されたグルメサイトを通じて予約した飲食店で夕食をすると「1,000円分のポイントが付与される」という今回の制度の穴を突いた手法が次々開発されています。
その1「錬金術」
「すべてのメニューが税抜き298円で、1品だけの注文でもいい居酒屋チェーンの「鳥貴族」がターゲットになりました。
近くの「鳥貴族」に予約を入れ、その店で1品だけ食べれば税込み327円なので、1円も払わずに673円のポイントが手に入ります。」
これが制限されると、すぐに登場したのが「無限ループ」です。
その2「無限ループ」
指定されたグルメサイトを通じて予約した飲食店で1,000円ちょうどの食事をすると1,000円分のポイントが付与されるので、翌日も予約して1,000円ちょうどの食事をして、前日の貰ったポイントで支払う。そうすると、その日の分のポイントが付与されるので、その翌日も予約して同じことを繰り返す。こうすれば、自分が支払うのは最初の1,000円だけで、後は永久に夕食がタダで食べられるという手法です。
店の側ではグルメサイト側に『送客手数料』300円也を支払わないといけないので儲けの大半が持って行かれてしまう、
結局儲かるのはグルメサイトだけ、ということのようです。
「Go To トラベル」も「Go To イート」も、強引に推し進めたのは、果たしてどなただったでしょうか。
「総合的俯瞰的な観点」の政策であり、「批判は当たらない」のでしょうか。
銅鑼猫