ハラスメントの勘違いをただす。(クオレ・シー・キューブの岡田康子会長インタビュー)
この記事は、大変示唆に富みます。
パワハラという言葉を作り世に広めた株式会社クオレ・シー・キューブの岡田会長の次の指摘は、思い当たる方も多いのではないでしょうか。
「管理職が追い詰められている風潮も感じる。暴力や人格否定など典型的なパワハラが減った一方、真面目で使命感の強いマネジメント層が部下を叱れずにストレスをため込んで遠回しに嫌みを言う。部下は自己効力感が得られずに悩む、といった構図だ。
イノベーションの創出が求められる今、社員同士で非難し合って萎縮している場合ではない。互いに不安な感情をさらけ出し、安心して失敗できる職場環境をつくりたい。」
また、神奈川県立保健福祉大大学院の津野香奈美准教授(社会疫学)の次の指摘も解決策を示していると思います。
「自分と他人の価値観は異なるというダイバーシティーの基本に立ち返ることが大事だ」と話す。「そのうえで、嫌なことを嫌だと言える人間関係を日ごろからつくることが重要だ」
手前味噌ですが、私のブログも参考までに。
銅鑼猫