自民党の総裁選挙について、一言申し上げます。

マスコミのアンケートなどで河野太郎氏がダントツという類の結果が報道されています。

私自身は、河野太郎氏は威勢が良いだけではないか、冷静な判断力を本当に備えておられるか、人の意見に耳を傾ける姿勢に欠けているのではないか、そういう疑問を持っています。
新型コロナワクチン対応の迷走、何といっても防衛大臣時代のイージスアショアの突然の取り止めを思い出してください。その後、海上イージスなど全くできないままに我国の防衛に重大な問題を招いています。

人の意見に耳を傾ける姿勢に欠けている、この点はまさに現在の菅総理と同じです。
見た目だけでファンを集めている、この点も同様です。
菅総理の一件朴訥誠実そうな外見に、どれだけ多くの国民が欺かれたか。
今また、河野太郎氏の信念を持った言動らしきものに、国民はだまされているのではないでしょうか。いざ出馬すると、これまでの意見を翻して、原発容認に至るなど、風見鶏的な姿勢に、誠意は感じられるでしょうか。

今回、岸田文雄氏が、党役員の任期制限を旗印に、二階幹事長に敢然と挑戦したことから、今回の選挙戦は始まりました。菅総理が人事刷新とか解散とか、盲動して墓穴を掘るきっかけになったのもこのためです。
河野氏は現職閣僚だったとはいえ、菅総理におもねるような発言があったのも気になります。

なお、マスコミ報道以外にネットなどでも様々なアンケートが行われています。

中には高市早苗氏がトップといったものもあったようです。
私は総務大臣時代の高市早苗氏のお話を伺う機会がありました。政策を具体的にわかりやすく説明されており、これはすごい人だなと思いました。
単なる保守政治家と考えていると、大きな間違いを犯すかもしれません。

そして野田聖子氏。個人的には大変好感が持てます。自民党不祥事に一人毅然とした姿勢を見せておられることも、評価すべきでしょう。

候補者がそろいました。自民党員の皆さん、議員の皆さんが、見識をもって投票されることを切に願います。

【9月19日22時45分追記】
ちょっとこんなものも・・。

【動画】「怒鳴り散らす記者」に高市氏がアドリブで対応！理路整然と答える姿が話題

銅鑼猫