株主代表訴訟とは?株主代表訴訟の基本を弁護士がやさしく解説
株主代表訴訟は、突然起こります。
慣れている経営者などまずおられないでしょう。
この記事でともかく概要を掴んでください。
株主が株主代表訴訟を起こすのは、一体なぜなのでしょうか。
問題が起こったときに、役員にも直接の痛みを負わせることによって、「役員が義務違反をすれば、自分の身にもデメリットが降りかかる。」と知らしめ、将来の義務違反を抑止する効果を期待している、というのが答えのひとつです。現に、違法な企業活動を監視しているNPO 法人や活動家等が、株主代表訴訟を支援していることもあります。
中小規模の会社で、経営権をめぐる内部紛争から、株主代表訴訟が提起される例も見られます。
敗訴すれば、あるいは、何とか和解で決着しても、役員は、自分の家屋敷をたたんで賠償しないといけません。路頭に迷うことにもなりかねないのです。
大和銀行ニューヨーク支店事件、ダスキン肉まん事件、もうお忘れでしょうか。
問題が起こったとき起こりそうなとき、すぐに弁護士に相談してください。
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この記事は、ベリーベスト法律事務所のリーガルモールに掲載されています。
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