病が切り開いた道
少しだけ自分の経験を語らせてください。
あの悪性リンパ腫(リンパの癌)という病を得て、ようやく復帰した後で「残業はできません!」と宣言しました。
また、自分の関心のあるテーマ(企業不祥事防止)のセミナーが日中、すなわち就業時間中に開催されるので、出席したいという希望を出しました。
そうすると、「行ってください。業務の一環と認めます。ただし、会社でセミナー費用は出せません。」
それでも自腹を切って出席しました。必死にメモを取りました。
講師の先生に、セミナー記録を社内配布したいと申し上げたところ、先生方は例外なく快諾いただきました。セミナー内容でわからなかった点などもメールで質問を差し上げると、すぐに丁寧なご返事もいただきました。
3時間ほどのセミナーをA4で数枚程度にまとめて社内担当部署に配布しました。このような形での情報は大変貴重なものだったようです。各部署からとても感謝されました。
さらに全社員向けや管理者向けの社内教材作成に活用しました。
病というハンディキャップを「残業しない」「自分の時間を専門知識の涵養と社内活用に充てる。」という新しい道へのきっかけにしたのです。
退職後に、さらにその成果に磨きをかけました。
セミナーを実施し、教材の発行もできました。さらに新しい企画も練っています。
(ちょっときれいごとすぎるかな?実際には悪戦苦闘を続けています)。
「不正・不祥事は他人事ではない」セミナーお礼
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銅鑼猫