toranekodoranekoのブログ

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

ニックパーパチカの司会入門・傾聴のコツ

皆さんこんにちは。
アーニャです。本名明日香、花のJK(女子高生)です。
1年前にひょんなことから、多言語広場セルラスで年金生活者ニックパーパチカに出会い、それ以来、お世話を続けています。(つい最近も、言いましたっけ?次のブログを見てくださいね。「ニックパーパチカのスペイン語超入門」


ニックパーパチカがピアザ(イタリア語で広場:私たちの多言語活動の場です)の司会をしていた時に、子供さんたちがちょっとざわついたことがありました。
ニックパーパチカは、「子供さんたちがざわついているときは絶対に妥協せず、『シ~!』と一人ずつしっかり相手の目を見て確実に沈黙させることが大切だ。」と言っていました。
「割れ窓理論」だそうです。小さな悪戯・無秩序を放置すると、大きな問題が起こっていく。小さなことに妥協しないことが大切、という趣旨のようです。


また、私たちの集まりでは、「1分間自己紹介プレゼンテーション」というのをよくやるのですが、日常体験の話を、と言うとどんどん手が挙がって盛り上がっちゃいました。青少年も大人も我先でした。限られた時間でどれだけ話をまとめて相手に伝えるか。
話す方も大変ですが、聞く方にも大事なコツがあります。
ニックパーパチカがこんなことを言いました。
「人の話を聞いているときには、どのようにその人をほめようか?と考えながら聴くこと。そうすればしっかり聞くことができる。」
ただの目立ちたがり屋さんだと思っていましたけれど、少しニックパーパチカを見直しました。


(ニック&アーニャ)

人生は駅伝

人生はマラソン?
1人の力で最後まで走り抜くマラソン?


そうではない。
私たちは駅伝の選手。
前の世代の人の「たすき」を受け継ぎ、人生の走路を走り、
次の世代に「たすき」を手渡していく。


私たちの世代のゴールを目指して走りぬく。
でも、それは、世の中のゴールではない。
自分の力で及ばないことは、私たちの後の世代に託そう。


そのようにして私たちも前の世代から「たすき」を渡されたのだから。


2017年6月18日
東京カベナント教会  父の日教育講演会
水戸下市キリスト教会 牧師渡部和彦先生「託すべきもの~子供たちに何を継承するか~」にヒントを得て


虎猫







ニックパーパチカのスペイン語超入門

皆さんこんにちは。
アーニャです。本名明日香、花のJK(女子高生)です。
1年前にひょんなことから、ニックパーパチカに出会い、それ以来、お世話を続けています。「インドネシアの蝶が渋谷に舞い降りてきた。」を見てくださいね。
何しろ、65歳定年退職後に突然、多言語活動に目覚めたそうなので、ちょっと放っておけなくなくなりました。
目立ちたがり屋だけを武器に生きてきた人ですから、何をしでかすかわかりません。
多言語広場セルラスの講演会が、開催されました。
その中で英語スペイン語のロールプレイングに手を挙げて、何とかこなしたのです。
その後でスペイン語の暗記メモを見つけて愕然としました。


日本の中学生勇気が米国の農家にホームステイさせていただいたときの話です(勇気は実は私の兄です。5年前の話です)。
農作業を手伝ったり、トラクターの運転をさせていただいたり様々な体験でした。
ニックパーパチカはその農家のお父さん役でした。


「さあ、仕事だ。農場へ行くよ!」
スペイン語でこう聞こえたそうです。
イエスオータラデバハーロ、バーモサランチョ
こんなふうに覚えたのですって。
「イエス、おおたら(会ったら)その場でハローと言おう。バー(酒場)も去らんちょ(酒場通いをやめて仕事するのだ)。」


もっとひどいのは勇気お兄さんがトラクターの運転をさせていただいたとき。
「危ないから気をつけろよ。」
ユウキ テンクイダーロ!ポルケーエステディ グランソ


「勇気、天食いだーろ!(天にも食われる危険あり)
高い値段を吹っかけて「ぼる」ようなエステにデイ(毎日)通うとは何事だ。愚乱祖(愚かな乱れものとしてご先祖様から怒られるぞ)」


まあ、覚え方は人様々ですから、仕方ないかも知れませんね。
ぼけ防止には役立つと思いますので、大目にみようと思っています。


ニック&アーニャ


明るい高齢化社会―「子育てお助け隊」

 急に歯が痛みだした。困った。夫は出張中。息子はまだ1歳。この町に来て日も浅く歯医者さんの場所も知らない。何よりも息子をどうしたらよいのだろう。
お隣のおばあさんの姿が見えた。
私は、歯が痛いと伝えようとしたが、声も出せないほどの激痛。
うう、と言いながらほっぺたを押さえるのが精いっぱい。
「どうしたの、歯が痛いのね。困ったね。私も今日は出かけるところだったから。でもちょっと待ってね。」
おばあさんは携帯電話を取り出した。
「もしもし、お助け隊?シゲばあです。そうそう、近所の奥さん。すぐ歯医者さんに連れて行ってあげて、そして、1歳の坊やの面倒をその間見ていてあげて。・・
吉江さん、すぐに山中さんというお助け隊が来るから心配しないで。」
いったいなんだろう、お助け隊?
と、ほどなく、玄関に車の止まる音。年代物のカローラから、ダンディな感じのおじいさんが降りたった。
「シゲばあさんからお話は伺いましたよ。さあ早く乗って、歯医者さんには連絡してあります。保険証とお財布忘れずに。」
カローラは軽快な走りで、街を駆け抜ける。
「ちょっとここで待ってください。」
車を止めると、住宅の前に笑顔の素敵なおばあさんが待っていた。
「吉江さんね。ケンちゃんはお預かりします。山中さんがすぐ歯医者さんへ行ってくれますよ。ここの住所と電話番号はこの名刺に、私の名前は熊田です。」
子供は子供好きの人がすぐわかる。健一はおばあさんに抱かれるとキャッキャ喜んで私にバイバイしてくれた。
「さあ歯医者さんへ!」


「親知らず」が痛んでいたのだ。すぐに抜歯、山中さんが手続きも全部してくださった。山中さんのカローラで先ほどの住宅へ。


 日当たりのよいリビングで、赤ちゃんや小さな子供たちが数人、おじいさんおばあさんが数人。一人は車いす、一人はベッドに寝ておられた。
健一は、熊田さんにあやされながら、ベランダで日向ぼっこしていた。
「助かりました。本当にありがとうございます。」
「いいんですよ。私たちにとって生きがい、目の保養ですよ。」
「このお子さんたちは?」
「私たちがお預かりしています。最近共稼ぎのご夫婦が多いからね。
もう少しで、学校帰りの生徒さんたちもたくさん来ますよ。
ご両親にはしっかり働いていただいて、その間は私たちがちゃんとお子さんたちをお守りしますよ。今日みたいに困ったときはすぐ連絡してね。」


 そこに市の広報があった。こんな広告が載っていた。
『子育てお助け隊』
この青年たちがお客様をお待ちしています。新しいボランティアも大歓迎。」
おじいさんおばあさんたちが集まっている写真。その周りに赤ちゃん、幼子、赤ちゃんをつかまり立ちさせているお姉ちゃん・・・。


あなたを生んだ父の言うことを聞け。
あなたの年老いた母をさげすんではならない。
(旧約聖書箴言第23章22節)


【注】2011年2月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿していたものです。共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回ったのは1990年代後半、それから20年ほどたちます。いまだに保育園が足りず、育児休業中のママたちが保活に大童(おおわらわ)。パパの育休も白い目で見られる状況が続いています。
上のように、元気なお年寄りたちが子育てお助け隊になる仕組みは作れないのでしょうか。是非ご意見をお寄せください。


虎猫 銅鑼猫



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花の招き

梅雨の楽しみは、紫陽花の花です。
昨日も、散歩の途中、赤青紫に咲いた姿を見ました。
以前は、この時期になると必ず、息子と一緒に京王線沿線の高幡不動の見事なアジサイを見に行きました。
ご近所でも、よく見かけて、まだ小さかった息子が「アジサイ!」と叫ぶと、その家の方がニコニコとほほ笑んでくださいました。
梅雨を見ると、あの可憐な花が、さまざまな色の着物をまとって咲くさまを思います。
ひたむきに咲く姿が、慰め、喜びをもたらしてくれます。
やがて、色褪せて、枯れていく時にも、「また来年ね。待っていてね。」と語りかけてくれます。


花のついでに、時期外れですが桜の花。
息子がもっと小さかったころです。
桜のシーズンに、毎週休みの都度に、桜の花を求めて、少しずつ山のほうへ山のほうへとでかけました。
そしてとうとう、八王子の奥で、満開の桜に出会うことができました。
息子は言葉が遅く、まだしゃべることもできませんでした。
一杯機嫌のおじさんたちに「お父さんと一緒の写真をとってあげよう。」といわれて、写真を撮ってもらいました。
息子が一言もしゃべらないので、「おとなしいね。でもおとなしいほうがいいよ。」と言われました。
山の斜面一面の満開の桜は、むせるように咲き誇っていました。


息子がしゃべりだしたのは、それからほどなくのことでした。


「野の百合は如何にして育つかを思へ。労せず、紡むがざるざり。されど我なんぢらに次ぐ、栄華を極めたるソロモンだに、その服装(よそおい)この花の一つにも及かざりき。
今日ありて明日炉に投げ入らるる野の草をも、神はかく装い給へば、まして汝らをや」


マタイの福音書第6章28~30節より(文語訳)


【注】2009年5月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿していたものです。紫陽花の美しい季節、先日投稿の「梅雨の宝石」とあわせて読んでいただきたく投稿いたしました。


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