toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

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明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
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「不正・不祥事は他人事ではない。」Webラーニング(オンラインセミナー)開講!

  今般、日本公認不正検査士協会にて、不正・不祥事対策についてのWeb ラーニング(オンラインセミナー)を開講いただきました。以下の通りご案内申し上げます。
近時、一流企業でも不正・不祥事が続発しています。決して他人事ではありません。
ご一読いただき、ぜひ受講をご検討ください。


(2021年5月6日:日本公認不正検査士協会のウェブラーニングシステム移行に伴い、リンクを修正しました。)





【コースの趣旨・内容】
 不祥事や不正は頻繁には発生しません。いざ有事に臨んで、準備・対策の不足や手順の
不備が明らかになり、混乱の中で迅速な意思決定と行動が求められ、混乱に一層輪を
かけることも想定されます。そして、不適切・不誠実な対応は深刻な二次被害を
もたらしかねません。


 本コースでは、現場ですぐ役立つ、具体的・実践的な不正対策の技術を身につける
ことを目的とします。また、不正対策が、人事・労務・業務の管理面の改善の
起点となり、組織風土の涵養にも貴重なヒントを提供することを狙っています。


 不正検査士にかぎらず、企業の管理部門の方や管理監督者など、一般の方にもおすすめです。
社内教育にすぐ使用できるスライド資料等もPDF形式で提供しています。
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【開講に至る経緯】  
  開講に至る経緯を少し振り返ります。
銅鑼猫は2015年10月に三井住友信託銀行を65歳定年退職しました。
勤務中に、社内外での大小の不正・不祥事を見て参りました。
世を騒がせる大きな不祥事に限りません。社員のちょっとした問題行動でも、一度発生したときには、現場の人からトップに至るまで、大変なエネルギーを費やし神経をすり減らして対処を迫られます。なかんずく不正・不祥事の行為者本人こそが大きく傷つきます。
コンプライアンスの担当者として、自分がやるべきことをしてきたのか、対応にあたる人をサポートできたのか、なかんずく行為者を救うことができなかったのか、忸怩(じくじ)たる思いでした。
   退職後に、自分なりの教材の企画を日本公認不正検査士協会に持ち込み、幸いに賛同いただき、さんざん回り道しながら、ようやく開講に至りました。
   同協会のセミナーは、不正対策のエキスパート向けの相当に難度の高いものです。
私が今回目指したのは、現場の管理者・担当者に明日からでもすぐ使えるノウハウをお伝えすること、バックグラウンドの理論のエッセンスを短時間で理解いただくことでした。
   WEB セミナーは、100分程の講義を収録したものです。レジュメについても、スライド一枚一枚に丹念に書きこむうちに、100枚を超えました。しかし、一枚一枚は読みやすくできたと思います。これをお読みいただくだけでも基礎的な知識ノウハウを身につけていただけるでしょう。講義録画を受講いただければ、スライドに書ききれなかった知識ノウハウとともに、私なりの熱い思いをお伝えできると思います。
 不正・不祥事への真摯な取り組みが、発生した問題の解決のみならず、人事・労務・業務の管理面の改善の起点となり、組織風土の涵養にも貴重なヒントとなることもご理解いただけると存じます。


   なお、昨年1月30日の日経新聞「私見卓見」欄に私の投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」*を掲載いただきました。これは教材企画中に纏めていた2枚のスライドの趣旨を元にしています。電通の若い女性社員の過労自殺事件を機に、「ヤミ残業いわゆるサービス残業の問題」と「ハラスメントの問題」について、経営者へのメッセージとして投稿したものです。
教材を手に取っていただければ、おそらく、他にもさまざまなヒントを見つけていただけるのではないか、と思っております。
 *日経投稿の全文は銅鑼猫の以下のブログからもお読みいただけます。
  日経新聞への掲載「ヤミ残業は不正の温床になる。」


   いまは、多くの方にこの教材を知っていただき活用いただくことが、私の現役時代のやり残しのせめてもの罪滅ぼしと考えております。
受講された方がすぐ社内研修などで活用いただけるよう、PDFファイルも添えました。
自ら学習されるだけでなく、広範な方を学びに導いていただくようお願い申し上げます。


銅鑼猫

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