toranekodoranekoのブログ

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不正・不祥事七つの誤解

企業の様々な不正や不祥事について、多くの誤解があると思います。
平成最後の日、私なりに書き並べてみました。
これから少しずつ皆様にご紹介して参りたいと思います。


「誤解⇒ 実際」として記載しています。

  1. 自分の会社には関係ない。⇒ 一流企業でも思いがけない不正・不祥事が起こっている。
  2. 不祥事は、おかしな人、特別な人が起こすものだ。⇒ 真面目な人、小心な人こそが不祥事を起こす。うっかり不祥事も頻発している。
  3. 不正・不祥事があっても、チェック体制を確立しておけば大丈夫だ。⇒ 意図的な不正はチェックできない。チェック体制よりも内心の動機付けこそが大切。
  4. 現場をコントロールすることは、とても難しい。意図的な不正もうっかりミスも、経営者も管理者も、とてもチェックできない。⇒内部統制システム構築責任は経営者にある事を忘れるな。経営者、管理者、担当者がちょっとした知識を持つことで不正・不祥事に対応できる。
  5. コスト削減圧力で不正・不祥事防止まで手が回らない。⇒目標の優先順位を間違えている。コスト削減よりも大切なのは、社会の信頼に応えること。
  6. 納期遅れでお客様に迷惑をかけたくない。⇒ 品質偽装こそお客様への大迷惑。 
  7. 内部通報制度を整備して対応しよう。⇒ 内部通報制度はおよそ役に立たない。 

(銅鑼猫)

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