toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

ロシアとウクライナの 国歌です


【日本語訳】ウクライナ国歌




【和訳付き】ロシア連邦の国歌(ロシア国歌)"Государственный гимн Российской Федерации"


知己の牧師先生から教えていただきました。
次の一文が添えられています。


「国歌には、その国のアイデンティティと歴史を感じます 。
ロシアとの関係で、北方領土問題を抱えている日本では、国防論議が
にわかに熱を帯びています。
ロシアの東の果て、日本海を挟んで隣国は日本です。


神との平和が両国に。
アーメン」


私もブログでウクライナ問題については、何本か投稿しています。
ご笑覧ください。




虎猫

明治神宮外苑の樹木伐採の愚行



つい最近、朝井まかてさんのこの本を読みました



「明治天皇崩御直後巻き起こった神宮造営の巨大なうねり。
日本人は何を思い、かくも壮大な事業に挑んだのか?
天皇と日本人の絆に迫る著者入魂作!」


ぜひこの本を読んでください。神宮外苑の樹木伐採がどのような愚かなことなのか。
考え直してください。


銅鑼猫

ウクライナ語の発音が紹介されています。


難しい発音です。でも結構面白いです。
ぜひチャレンジしてみてください。


ニック&アーニャ

ウクライナ侵攻と日本:寺島実郎さんが語る。


昨日の朝日新聞朝刊の記事です。
様々重要な論点が明確にされています。ぜひご一読ください。


日本の失敗(小見出しは銅鑼猫作成:以下同じ。)


「日本がプーチン氏を増長させた面もあることを指摘しておきます。2014年2月、ロシア・ソチ五輪の開会式には、欧米の主要国はロシアの人権問題への抗議で首脳の参加を拒みました。しかし、北方領土問題の解決に前のめりだった当時の安倍晋三首相は参加しました」
 「そのすぐ後の3月に、ロシアがウクライナからのクリミア編入を宣言。各国がロシアを厳しく非難し、制裁を科しましたが、日本の対応は微温的でした。北方領土への思惑からクリミア問題を黙認したと世界の人々が受け取ったことでしょう」
 「16年には山口県にプーチン氏を招きましたが、『2島先行返還』でさえ進展しませんでした。逆にロシアは20年に憲法を改正し、領土の割譲禁止を盛り込みました。今回のようにロシアがルールを無視し、むき出しの力を行使することを結果として後押しし、日本は何も得られなかったと言えるでしょう


日本がこれからするべきこと
「ロシアとの間で領土問題、未解決の国境線画定問題を抱えるのはウクライナも日本も同様です。求められるのは、国際社会に向けて、日本の主張の裏付けとなる正当性を訴えることです。その点では世界に訴えるチャンスと考えるべきです」


「そこも唯一の被爆国とされる日本が主張すべき大事な点です。チェルノブイリ原発事故の被害を受けたウクライナの人々は、ヒロシマ、ナガサキに続いて起きた悲劇を強く意識しています。ウクライナはソ連崩壊後、当初は世界3位の核保有国として保有継続の意思を持っていましたが、国際社会との交渉の末、核兵器を放棄したのです。北朝鮮を含め、核保有国の非核化の先行モデルとして注目しなければなりません」
 「日本がなすべきは核兵器禁止条約に参加し、特に核保有国が核を持たない国を攻撃することを禁止にするルール形成を主導することです。そういう世界を実現するためにどう行動するのかが問われているのです。



寺島実郎さんについては、以前に東レ経営研究所の特別講演会でお話を伺ったことがあります。その内容も参考添付いたします。


銅鑼猫

ウクライナ情勢についての専門家の分析

文春オンラインの記事です。


防衛省防衛研究所でロシアの安全保障について研究している山添博史氏(主任研究官)へのインタビューです。ぜひご一読ください。



印象的なところを一部要約してご紹介します。


「一つは、本当に精神状態に異変が起きていて、狂気の独裁者になっている可能性・・
二つ目の可能性は、そうした狂気を計算高く「演出している」というものです。恐怖心を煽ることで、「プーチンの要求をある程度飲まないと、第三次世界大戦が勃発する」と周囲に思わせる。計算された狂気、計算された非合理さです。
三つ目の可能性は、実は、今朝思いついたばかりの仮説です。そもそも「非合理な目的」と「合理的な目的」の両方がプーチンの中にあって、それは一緒に達成できると考えていた。でも、どこかの時点で、彼の中では非合理な目的の方が、合理的な目的を凌駕してしまったという可能性です。」



プーチンは譲歩を最低限にとどめるために、休戦協定なり、和平交渉に入る前に、ウクライナに大きな被害を与えるのではないかと考えられます。相手に被害を与えることで、もうこれ以上やられたら困る、という風に思わせる。ウクライナの政治的要所をとることは今、失敗しているけれども、ただただ破壊するということはまだできます。



以下は私の感想です。
かつて旧ソ連は、ハンガリーの動乱が起きたときに首都ブダペストを戦車で取り囲み、無差別攻撃で市民を殺傷しました。
チェコスロバキアのプラハの春では、やはり、戦車隊が一気にプラハを占拠し、選挙で選ばれたドブチェク首相に手錠かけて拘束しました。
旧ソ連は、そのような国だったのです。
その時は圧倒的な軍事力を持っていました。


いまや過去の栄光は去りました。
軍事力も経済力も乏しく、核兵器の恫喝くらいしか世界に示すことができない国です。
70歳のプーチンが歴史に名を残すために暴走しています。


そして我が国の安倍元首相はそのプーチンにいいようにあしらわれて、経済援助を貢いできたのです。
プーチンとともに安倍元首相も政治生命の終わりが近づいているのでしょう。


銅鑼猫