安倍総理 「桜を見る会」危機管理の失敗
「桜を見る会」について、一言だけ触れます。
危機管理に長けた人なら、災い転じて福となす好機会としたことでしょう。
憲法改正という大事の前に、桜を見る会程度の些末な事態を、自ら主体的に収束させることすら、安倍総理はできないのでしょうか。
やがて国民は忘れてくれる、といったケチな解決に頼るつもりでしょうか。
難局に正面から向き合わない政治家に、この国の未来を託すことはできません。
私が安倍総理なら、次のように対応します。
(もっと言うならば、いざというときにこの程度の提言のできる腹心をこそ、安倍総理は身近に置くべきだったのです。)
今回の「桜を見る会」につき、様々な疑念を持たれたこと、深くおわびします。
責任はすべて私にあります。
1.あらゆる公的な催しの招待者につき、大臣枠・政治家枠やその疑いをもたれる枠を全廃します。一切の例外を許しません。
政治家が官僚に口利きするなどの抜け道もなくすため、招待者選定は省庁から独立した機関にて決定します。選考基準は全て公開し、また招待者名簿は少なくとも〇年(5年とか10年とか)は保存します。
2.仮にも招待者に反社会的勢力など不適切な人物が紛れている疑念が生じた場合には、その真偽と選考・招待過程を、選考機関と別の独立した機関にて調査し、その内容を公表します。
3.今回の「桜を見る会」について、名簿が廃棄されていたのは、明らかに不適切です。
独立した調査委員会を超党派で設け、徹底的に原因を追究します。
仮にも官僚の忖度などに起因していると判明した場合には、責任者を厳重に処分します。また仮に政治家が裏で手を引くとか以心伝心で官僚に指示していたと判明した場合には、私自ら当該政治家に辞職を促し、仮に辞職しないなら私の責任で懲罰委員会にかけるよう手を尽くします。
4.私の選挙区あるいは私の支持者に関する招待者については、私が責任をもって調査し、全ての名簿を明らかにします。
以上
銅鑼猫