クリスマスを迎えられなかった人々
新型コロナ禍の中でも、街には電飾が輝き、幸福そうに人々が行きかっています。コロナ前のように多くの人出がなくても、少しチキンが値上がりしていても、ゲームが手に入れにくくなっていても、クリスマスケーキも、ごちそうもあるでしょう。
しかし、クリスマスを迎えられなかった人がいます。
とりわけ今年は、コロナ禍で命を落とした方も少なくありません。
職場復帰を願って信頼できるお医者様の所に通い、放火で非業の死を遂げた方もおられます。
勤勉で誠実な働き手が過労死・過労自殺を遂げたことも忘れてはなりません。
世界各地で、暖かい家もないままに避難所やテント生活で苦しむ人々もいます。
我が子が衰弱していくのを助けられない人々もいます。
イエス様は電飾の飾りに迎えられて誕生されたのではありません。
泊まる宿もなく、馬小屋の飼葉桶に寝かされていました。
そのお誕生を初めて祝ったのは、野原の羊飼いたちでした。
ようやく東方の博士たちの来訪を受けて、メジャーデビューされたのですが、そのすぐ後には、ヘロデ王の追及を逃れるべく、遠くエジプトの地に逃れたのです。
人々はイエス様に神の御子との証拠を示せと詰め寄ります。
イエス様が示された唯一の証は「父よ彼らをお赦しください。」という祈りでした。
神が世の不幸を生んだのではありません。人が生んだのです。
しかし、救いの道は常に私たちの前に開かれています。
虎猫
このブログもこの時期にこれまで投稿したことがあるものですが、今改めて読み、改めて投稿すべきと考えました。
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