職業病に労災保険は使える?労災保険制度における職業病の取扱いを解説
(昭和記念公園)
職業病は、特定の職業に従事することで罹患したり、罹患の確率の非常に高くなる病気の総称です。広範な疾病が該当します。精神疾患も該当します。新型コロナ感染症も熱中症も該当します。
労災保険で手厚い補償があります。
ぜひこの記事をご一読ください。
記事の一部より
職業病は概ね長期間その業務などに従事することで発症します。
発症してもすぐにわからない場合も多いでしょう。
疑いがあれば、ともかく労災保険指定医療機関を受診することをおすすめします。
労災保険制度の補償の対象となる「業務上の疾病」は、「職業病リスト」として定められています。
労災補償の対象の疾病を「職業病リスト」として明確にすることで、被災労働者が労災補償の請求が容易にできるようにされているのです。また会社(事業主)としても、どのような場合に災害補償義務があるかが明確になります。詳細なリストで、いわゆる過労死・過労自殺や精神疾患等も含まれています。
労災については、会社とのトラブルもしばしば起こります。
労災の請求に会社が協力してくれない、というのが代表的なものです。泣き寝入りせず労働基準監督署に必ず相談してください。
(10月2日追記)
職業病関連では、次の記事も参照してください。
この二つについては、「職業病認定が難しい」という都市伝説が横行しているようです。
職業病認定は、十分に可能です。
【掲載サイト】
この記事は、ベリーベスト法律事務所のリーガルモールに掲載されています。
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