toranekodoranekoのブログ

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ロシア音楽の秘曲「アレクサンドル・ネフスキー」「交響曲マンフレッド」

1月にロシア音楽を積極的に取り上げるアマチュア交響楽団の演奏を堪能いたしました。
演奏会の後、主催者にお送りしたお礼メールです。





玉上信明と申します。
1月11日アウローラ管弦楽団定期演奏会、19日オーケストラ・ゾルキー演奏会では大変お世話になりありがとうございました。
あの台風で吹き飛んだ演奏会が見事に復活し、そしてまた、19日にはマンフレッド交響曲。
令和2年の年頭、大きな喜びと励みをいただいた事を改めて感謝申し上げます。


1.アウローラ管弦楽団2020年1月11日演奏会
(当初昨年10月12日予定。台風で演奏ができなくなり、1月に延期されたものです


①アレクサンドル・ネフスキー
中学生の頃に父に連れられてこの映画を見に行きました。記録を調べると1962年。日本アートシアターギルド(ATG)での上映でした。
いかにもロシア映画らしいパワフルで、しかも、随所にユーモアもちりばめられたとても楽しい映画でした。
そして、この日のコンサート形式のカンタータでは、あの映画の真髄が凝縮されて、ほぼ半世紀を経て、熱い思いがよみがえりました。
ロシア語を徹底的に鍛えられたことは、少しばかりロシア語をかじった私にもひしひしとわかってきました。
とりわけあの独唱の見事さ。


②チャイコフスキー交響曲第4番
幾度も聴いた、自分でも演奏したことのある曲です
アレクサンドル・ネフスキーのあとだけに、なおさら、ロシア音楽の奥深さを感じました。
そして、そのすぐ後のマンフレッド交響曲につながるものが込められていると、後になって気が付きました。


2.オーケストラ・ゾルキー
(チャイコフスキーの秘曲「交響曲マンフレッド」演奏のためにロシア音楽大好きな奏者が結集して演奏会を開催されたものです。)



交響曲マンフレッド
1960年代か70年代に当時のソビエトのオーケストラが来日して名演奏を聴かせてくれました。
私はNHK のテレビやラジオで聴いただけです。
それでも、あのマンフレッド主題が、ずっと頭の中にこびりついていました。
そして、半世紀を経て、初めて実演に接しました。
ここまで巨大なスケールの曲だった、と改めて思いました。
実は、最後にオルガンが入るということも、初めて知ったのです。テレビやラジオで聴いていたときにオルガンの響きは、頭に残っていませんでした。
この日の演奏を聴いて、チャイコフスキーが最後に渾身の力を込めてこの曲に一つの解決を見出そうとしたことがわかりました。


思うに、チャイコフスキーはあの交響曲第4番、5番、6番「悲愴」で繰り返し同じテーマを追求していたのでしょう。マンフレッドを聞きながら、他の3曲の交響曲との異様なほどの親和性を感じました。
その同じテーマとは何か、うまく言い表すことが今はできません。
頭の中をよぎっては掴みどころなく消えていきます。また頭の中に形がはっきりすれば、ご連絡申し上げます。


フランチェスカ・ダ・リミニ
名演奏でした。でも、とても辛くて再び聴くのは少しはばかられます。



【アウローラ管弦楽団の昨年の演奏会の記事はこちら】


以下は私事です。
音楽サイト「エディクラシック」に私の記事「チューバ奏者の見る世界」を掲載していただきました!お手隙の折にでもご笑覧ください。
ひょっとしたら、お仲間でもこのサイトに投稿されている方がいらっしゃるかもしれません。



虎猫

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