toranekodoranekoのブログ

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ロシアのウクライナ侵攻が示したもの

ロシアのウクライナ侵攻が示しているのは、ごく当たり前の世界の現実です。
世界には恥知らずな無法者が支配している国がある。
このような国とは話し合いは無駄です。




勇気ある人々を支援しましょう。
この人々は本当のロシア魂を世界に示したのです。



さらにもっと注意すべきことがあります。
恥知らずな無法者が支配しているもう一つの国のことです。
もちろん中国です。香港を暴力で支配したこの国が次に狙っているのは台湾です。
プーチンがウクライナ支配に成功すれば、習近平は次は自分の番だとして台湾に武力侵攻を図るでしょう。ほんの2、3年先かもしれず、それこそ今年中かもしれません。


第2次世界大戦前夜、ナチスドイツに侵攻されたチェコスロバキアのズデーテンランド、
スペイン内戦で英仏などに見殺しにされたスペイン人民、おぞましい歴史の数々を心に刻む必要があります。
もう少し最近になれば、旧ソ連がチェコスロバキアの民主政権を戦車で蹂躙したことも思い出します。私が高校2年生のときでした。


我国に備えがあるでしょうか。
沖縄の米国海兵隊は、まさにこのようなときにこそ即応できる貴重な戦力です。
普天間基地の危険性から、基地移設が必須であると言いながら、我国は何をしてきたのでしょうか。
マヨネーズ地盤の上に10年以上かけて辺野古基地を作るなど、軍事的には全くの愚策です。
いざというときには大型機が容易に飛来できるような長距離の滑走路も備えた陸上基地を速やかに設置すべきです。キャンプシュワブなど他の選択肢はないのでしょうか。
辺野古にこだわり、沖縄県民を無視し愚弄し続けているのは、我国の防衛にマイナスになるだけです。まさに利敵行為です。
いまからでも速やかに考え直すべきです。
ひょっとすると米国が我国の迷走にしびれを切らせて、さっさと陸上基地を作ってしまうかもしれません。それぐらいのことを考えるべき、喫緊の課題です。
なお、辺野古移設は米国が求めたのではありません。
我国が提案したのです。利権を求める建設土木業界の働きかけであったとも言われています。


我国の防衛問題について、さらに触れます。


①「陸上イージス(イージスアショア)」設置をめぐる迷走は、我国の官僚の無能さと政治家の暴走の産物です。
「陸上イージス」そのものの当否は冷静に考えるべきです。
少なくとも、ときの河野防衛大臣が鶴の一声で、陸上はやめて海上イージスにする、などと思いつきの妄言を言い出すべきではなかったのです。陸上であればこそ24時間監視ができます。海上に設置したら、定期点検も必要になり、監視能力が著しく妨げられます。
この政治家は、そんなこともわからなかったのです。


②我国の最新鋭の潜水艦が貨物船とぶつかった事故で、ひとつ注意しておくべきは「通信アンテナが損傷して外部と連絡が取れなくなった。」ということです。
隠密行動を任務とする潜水艦にとって、通信途絶は生死を分けかねない一大事です。
通信アンテナ損傷に備えて衛星電話程度の補助手段も用意しておらず、携帯電話の通話可能域まで移動してようやく基地に報告ができた、とはなんというざまでしょうか。


「そうりゅうは、携帯電話の電波が届く陸に近い海域に移動し、所属先である海自第1潜水隊群(呉市)の司令部に一報を入れた。時刻は午後2時20分ごろで、事故から約3時間20分がたっていた。」



この国は本気で自国を守るつもりがあるのでしょうか?
いくつか参考文献を掲げておきます。ぜひご一読ください。



【参考文献】


①サクッとわかるビジネス教養地政学⇒これは必読!本当にすぐ読めます。


ロシアや中国など内陸の大国は、領土を奪われないために拡大する宿命があります。


ロシアは、もはや大国ではありません。
広大な領土を守るため周辺国を固めてバッファゾーンを作ることが、この国の目的です。
もとよりロシアが北方領土を日本に返還するはずはありません。こんなところに米軍基地等作られてはたまったものではありません。
北方領土返還を求めてロシアと交渉するなど妄想に過ぎません。


中国は、やはり広大な国土を持ち、周辺国から攻められる恐怖心で凝り固まっています。
一方で、中国市場二番目のシーパワー国家を目指しています。彼らは中華の天子が世界の中心と本気で信じ込んでいるのです。
この国は国内に50以上の少数民族を抱え、治安維持に腐心してきました。国内の治安維持費が国防費を上回るという異様な状態が続いたのです。
急激な経済成長により、海洋に目を向ける余裕ができ、いよいよ中華思想を実現しようとしています。
彼ら(特に習近平)からすれば日本など最近150年ばかりの成り上がり者であり、その国土も民族も尊重には値しないのです。
日本政府は沖縄県民を愚弄し続けてきています。彼らにとっては進出の好機ともみているでしょう。



②フテンマ戦記


辺野古移設の問題が明確に記されています。このような本こそ、政治家もマスメディアも熟読すべきです。


③フランス破れたり


なぜ第2次世界大戦でフランスは、ドイツにやすやすと負けてしまったのでしょうか。
我国にも貴重な教訓があります。



④太陽の門


スペイン内戦で、欧米はスペイン市民を見殺しにします。



⑤知的機動力の本質- アメリカ海兵隊の組織論的研究



⑥独ソ戦 絶滅戦争の惨禍



銅鑼猫

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