反社チェックはなぜ必要か、どうするのか?実務のポイント5項目
(玉川学園近くの夕方の景色:反社対応にも光が当たることを願いつつ。)
反社チェックは他人事ではありません。問題の種はあちこちに転がっています。
反社チェックとは一体何か、なぜ必要なのか、どのようにすればよいのか、ポイントをわかりやすく説明します。
例えば、次のようなポイントは理解されていたでしょうか。
企業防衛の観点から、自らの取引先が信頼に足る企業なのかどうかチェックすることは、企業としての必須の要件です。
法人取引を開始するなら、本店や主要営業拠点等を現地確認します。法人取引の常識です。これを断るような企業なら、取引すべきではありません。
現地を訪問してみたら、マンションの一室で看板があるだけだった、ということもあります(いわゆるペーパーカンパニー、幽霊会社等)。
取引開始前なら、不審な点があれば取引を断るのが無難です。契約自由の原則であり、取引開始前に取引を断ることには制約はありません。
この場合には、理由は一切告げず、「当社の方針としてお断りします。」とだけ告げます。
この点は政府の「反社指針解説」で明記されています。
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