経営者・管理者は不正不祥事を他人事と思うな!(三菱UFJ事件などに寄せて)
仮にも組織運営に携わる経営者・管理者なら、絶対に気をつけるべきことがあります。
三菱の貸金庫事件はベテラン一人に任せきりになっていたのが原因でしょう。
地味な周辺分野でこそ、組織を揺るがす不正が生じうる。
あの人に任せておけば大丈夫だ、という仕事こそ、不正を疑うべきなのです。
このような基本的な原理原則、生活の知恵が、大きな組織でも案外忘れられているのです。
経営者管理者のみなさん
あなたの組織の業務でそんなことを考えたことがありますか?
「健全な猜疑心」といったキーワードで語られれることです。
もう少しキーワードを連ねます。
成績優秀者を見れば不正を疑え。
私はこれが金融検査の常識だったと理解しています。最近はどうなっているのでしょうか。
経営者・上級管理者になれば、中間管理職からの報告は半分は嘘と思っておくこと。
不祥事が起きたときには、全社的な調査等が行われるでしょう。
そんなときに、上がってきた報告を真に受けてはいけません。
中間管理職が上の目線を気にしつつ、あたりさわりのない報告にしたいものだから形ばかり調べて「当店では同様の事態は発生していません」と報告するのです。
むしろ、現場担当者こそ「おかしいな?」と思っていることが多いのです。
現場担当者の素直な疑問を吸い上げることを考えるべきです。
外部第三者に丸投げするな。
「第三者委員会」などとして、弁護士事務所などの儲けに資することは考えものです。
弁護士は法律の専門家ではあっても、経営・管理の素人なのです。
(もっと知りたい方へ)
(個別の事件へのコメントの一例)
私の教材もご紹介します。
(銅鑼猫:社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザー・日本公認不正検査士協会アソシエイト会員 玉上信明)