アクセルブレーキの「踏み間違い」事故を防ぐ方法こそ考えるべき。


(画像はCANVAより)
日経新聞記事「私見卓見」より
野渡正博氏
玉川大学名誉教授(産業社会学)
抜粋
自動車のアクセルとブレーキは類似した形状であり、床上の近い場所に並んで設置されている。これが事故発生の原因である。マニュアル車でギアを変えるためのクラッチペダルがあったころの設計を踏襲したものであり、そのまま今日に至っている。全くのエンジニアの怠慢である。
バイクを思い出して頂きたい。バイクのブレーキは足踏みと手動のダブルシステムである。一方、アクセルはハンドルをグリップすることによる手動のシングルシステムである。グリップを手前に絞り込めば加速し、緩めれば自動的に減速する。このように、アクセルとブレーキは全く異なる場所にあり、その操作方法も異なる。自動車にも、この発想を積極的に取り込むべきである。
具体的には床上のペダルはブレーキのみとする。アクセルはハンドルの手を置く位置に設置する。手で内側に絞り込めば加速し、手を離せば自動的に減速する機構を組み込む。ハンドルは必ず握る必要があるため、その中に速度調整機能を入れ込むのである。
床上の2つのペダルに対する足の踏み込み動作から、足で踏み込むブレーキ動作と、手でグリップするアクセル動作とに分離する。自動車の踏み間違い事故をゼロにするため、エンジニアの奮起に期待している。
実にわかりやすく明快な議論です。
ぜひ皆様お考え下さい。
虎猫銅鑼猫(社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザー 玉上信明)