菅総理が原爆死没者慰霊式・平和祈念式で原稿を読み飛ばしたことが問題になっています。
これは単なる凡ミスではありません。

大事なスピーチについてリハーサルもなさらなかったのでしょうか。
「原稿にのりがついていて、くっついていた」云々といった話もあるようです。
リハーサルもせずに、渡された原稿をその場で広げてぶっつけ本番で読み上げていた、ということが、ありありとわかります。

総理のスピーチは、そんな軽々しいものでしょうか。

おそれ多いことですが、天皇陛下でもスピーチをなさる時には、ちゃんとリハーサルをなさって本番では心を込めて読み上げておられるでしょう。

総理大臣として、世界に発信すべき大切なスピーチについて、リハーサルもしていないなど常軌を逸しています。

お付きの方々は総理に間違いがないようにどれだけ配慮されてきたのでしょう。
のりがついたままの原稿を総理に渡したというのでしょうか。

単なる珍事ではありません。
国民を愚弄し、世界に恥をさらしたのです。

（8月7日12時20分追記）
なお、天皇陛下の東京オリンピック開会宣言について、天皇陛下がさりげなく誤訳を修正された、という記事がありました。これも熟読してください。

銅鑼猫