国会と教育界のオンライン化を阻むもの。
自民党の鈴木貴子衆院議員(34)が国会のオンライン化に挑んでいます。
朝日新聞の記事をご紹介します。
記事を一部抜粋ご紹介します。
国会における「出席」の概念を変えることへの、議員の間での根強い抵抗感だった。議員が議場に集まって審議に参加することは、立法府である国会の重要な原則だろう。しかし、それではコロナの感染リスクはなかなか低下しない。
他国では、議場への参集を前提としつつも、コロナ禍での例外的な措置として、議会のオンライン化を進める動きが進んだ。
現在、衆院で女性議員の割合は1割にとどまる。鈴木さんは、女性議員の妊娠・出産時に議場にいなくても採決に参加できるようにすることも求めている。議論を通して、国会に多様な人材が集えるようになることを期待している。
国会だけではありません。教育現場でもしかりです。
日経新聞記事を二本ご紹介します。
「先生にはICT(情報通信技術)機器を使うことで子どもの学力が落ちることや、自分の仕事がなくなるのではないかとの心配があるのかもしれない。勉強を教えるだけでなく、成長をサポートするのが本来の先生の役割だ。ICTをうまく使うことで子どもをケアする時間も増やせることが十分理解されていない」
新型コロナウイルス禍での一斉休校中、日本の小中高校の多くはオンライン授業を実施しなかった。対照的に、中国では2億人もの児童生徒を対象に世界最大規模のオンライン授業が実施された。
国権の最高機関たる国会でも、国家100年の大計である教育現場でも、オンライン化の動きは遅々として進みません。
この国はこのまま滅びていくのでしょうか。
そのような懸念を持っています。
銅鑼猫