パチンコ屋さんに休業を命ずる前にすべきこと
自治体がパチンコ屋さんに法に基づく休業指示を出しても、従わない事例が相次いでいるようです。
特措法に基づく休業指示には罰則がありません。
政府は法改正で罰則を設けることを検討してるそうです。
こんなことまでお上の指図や取締を求めるのでしょうか。
なぜ、パチンコ屋に通う人々に自制を促すことができないのでしょうか。
なぜパチンコ屋さんは、従業員の感染リスクやお客様の感染リスクを考慮せずに営業を続けていられるのでしょうか。
背に腹は代えられない?
言葉の意味を誤解しないでください。
命ほど大切なものはありません。命こそ最大の腹なのです。
自らの命を危険にさらすのは、その人だけの自己責任の問題ではありません。
ご自身が感染したときには、ご家族にも周囲の人にも、とりわけ医療従事者にも大きな危険をもたらすのです。
ご自身の楽しみのためにご自身と周りの人々の命を、なかんずく病に立ち向かう勇士達を危険にさらすことが許されるはずはありません。
従業員やお客様の命を危険にさらすのは、経営者として恥ずべき愚行です。
お上がとやかくいうまでもなく、このような事業者は、早晩淘汰されていくでしょう。
パチンコ業界の皆様。
一部の不心得者のためにパチンコ業界そのものが批判にさらされ、この国から消え去っても良いのでしょうか。
いま、業界としての自制もできないなら、業界そのものがこの国から消えていくことになるでしょう。
新型コロナウイルスは私たちに重要な選択を迫っています。
その重さがわからないままに、惰性でパチンコ屋に通い、惰性でパチンコ営業を続ける人は、国の罰則を待つ前にご家族や市民の厳しい批判にさらされ、今の振る舞いを悔い続けることになるでしょう。
銅鑼猫