マーラー交響曲第二番「復活」(プロースト交響楽団5月19日)
第39回定期演奏会プロースト交響楽団
ミューザ川崎シンフォニーホール 音楽ホール
大井剛史, 指揮
盛田麻央, ソプラノ
加納悦子, メゾソプラノ
日本フィルハーモニー協会合唱団, 合唱
山田耕筰/交響詩《曼陀羅の華》
マーラー/交響曲第2番《復活》ハ短調
3階左のバルコニー席 ステージを見下ろす場所でした。
オーケストラの左側(例えば第1ヴァイオリンの後方、ホルンなどが見えない場所です。
しかし、指揮者の表情は丸見え。
そして2回バルコニー席の合唱団に近い場所です。
最終楽章で涙が出そうになりました。
第1楽章から延々と広がっていく音響の世界が、とうとう 完結するのです。
指揮者が大きく手を広げ、合唱団に自らも歌いながら、思い切った合図を投げかけ、あの大人数の合唱団が、とどろき渡るような声で応えます。
地を揺るがすような響きです。
冒頭の弦の響き、ティンパニの確信に満ちた一撃、表情豊かな大太鼓をはじめとした打楽器群、オーボエの響きの後のあのイングリッシュホルンの心を揺るがすメロディー、豊かなフルートの音色にきらめくようなピッコロ、クラリネットが心を揺るがし、ファゴットが重なっていく、
鈍色に輝くトランペット、トロンボーンとテューバの壮麗な響き、私たちの席から辛うじて見えるホルンの先頭の一群は、要所でベルアップして吹き鳴らされます。
忘れてはなりません。あのハープの音色です。
それらを支えリードしていく分厚い弦楽器群
第4楽章 待ちに待った独唱の始まり。
私たちの席からは、後ろ姿しか見えないのですが、その問いかけは、はっきりと心に刻まれました。
そして遂に最終楽章第5楽章
独唱と合唱が交錯し天に登りつめていく、そこにオルガンまで加わります。
そのように、一つ一つの楽器、一人一人の奏者の心こもる演奏が積み重なっていくのです。
よみがえる そう おまえはよみがえるだろう
わが心よ 一瞬のうちに!
おまえが脈うつ鼓動
それが、 おまえを神のもとへと 運んでいくのだ!
虎猫(東京カベナント教会会員 玉上信明)