9月13日にセミナーで、株式会社日本綜合経営協会の社長岩鼻様のお話を伺いました。 社員の方ががんに罹患したが、ご本人がなお仕事を続けたい、という思いを語られたところから、がん患者でも、就労ができる仕組みを構築していかれたのです。 同社は、研修の講師などの派遣を業とされています。 感激してお礼のメ... 続きをみる
人事労務管理のブログ記事
人事労務管理(ムラゴンブログ全体)-
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研修会社の社長さんからご連絡をいただきました。 「銅鑼猫さん。ちょっと急なのですが、10月26日に労働組合の若い人向けのセミナーの依頼があります。引き受けていただけませんか?会社側ではなく社員(労組)側の立場に立って『働き方改革』の話をしていただきたいのです。基礎的なところからわかりやすく話し... 続きをみる
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「ヒューマンエラーと安全マネジメント~しなやかな現場力を創るには~」
2017年7月5日東京労働局主催第14回東京産業安全衛生大会において、立教大学現代心理学部教授芳賀繁先生の表記講演がありました。社会保険労務士として、労働災害防止、緊急事対応、危機管理等の基本として是非知っておくべき内容と考えられます。人事労務管理全般にも貴重なヒントになります。講演の概要をご紹... 続きをみる
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私は仕事柄、様々な研修やセミナーに出席します。 その中で受講者の方の振る舞いについて、気になることを少し申し上げます。 1.会場での質問は積極的に 講師の先生が「何か質問はありませんか。」と呼びかけられても、応ずる方がいらしゃらないことが多いようです。 ところが、休息時間になると急に個別に質... 続きをみる
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この事件は、あまりにも単純で馬鹿げた問題です。 火災現場近くに列車を止めてはならない。直ちに現場から離れた場所まで移動させて、乗客・乗員の安全を確保しなければならない。 なぜこの簡単な事ができなかったのでしょうか。 9月12日の日経新聞朝刊では、「安全対策が裏目に 小田急火災、現場に8分間停車... 続きをみる
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9月7日(木)銅鑼猫が講師になったセミナー「不正・不祥事は他人事ではない」は、無事終了いたしました。 参加者29人、この協会のセミナーとしてはまずまずの規模。 受講者は、内部監査やリスク管理部署などの専門家が主体、公認不正検査士資格を持つ方12名、公認会計士など他の専門資格を持つ方も参加され、少し... 続きをみる
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高度プロフェッショナル制度については、以前にもブログに掲載いたしましたが、連合の対応が揺れ動く中、次の国会で労働基準法改正案として審議される予定です。 日経新聞などでこの制度を評価する論説が見られます。 7月28日朝刊1面「誰のための連合か『脱時間給』容認撤回」 7月30日朝刊5面「『脱時間給』... 続きをみる
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暑い日々が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。 さて、銅鑼猫は9月7日に日本公認不正検査士協会*主催の下記のセミナーの講師をさせていただくことになりました。*企業の不正防止対策の専門資格機関です。 御参考までにご案内申し上げます。 不正発生時にすぐ役立つ実務対応、さらに、不正対策を起点にした人... 続きをみる
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ダイバーシティという言葉は日本語としてはとてもわかりにくいと思います。 人事労務の専門家ならば、次のような使い方をするでしょう。 「ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。 もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったが、現在は性別や人種の... 続きをみる
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急に歯が痛みだした。困った。夫は出張中。息子はまだ1歳。この町に来て日も浅く歯医者さんの場所も知らない。何よりも息子をどうしたらよいのだろう。 お隣のおばあさんの姿が見えた。 私は、歯が痛いと伝えようとしたが、声も出せないほどの激痛。 うう、と言いながらほっぺたを押さえるのが精いっぱい。 「どう... 続きをみる
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Nさん 急に研修・セミナーの講師を務めることになったのですね。 何かアドバイスということなので、気が付いたことを申し上げます。 ちょっと大げさですが、基本的な心構えから。 対面での研修は、ある意味では一期一会の真剣勝負の場です。その場・その時間でなければ伝えることのできないことを、懸命に伝え、... 続きをみる
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「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その2)労働時間の厳格な管理こそが生産性向上をもたらす。。
前回に引き続き、脱時間給(高度プロフェッショナル制度)の問題を申し上げます。 3.「脱時間給」という呼称そのものが不適切 そもそも「脱時間給」という呼称自体が、誤解を生じかねません。制度の反対者が掲げる「残業代ゼロ法案」も同様です。「健康を守る」「過労死・過労自殺を防ぐ」、そのために労働時間... 続きをみる
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「脱時間給」(高度プロフェッショナル制度)の誤り (その1)過重労働の温床・経営者の責任放棄
働き方改革実行計画(本文) の中で、高度プロフェッショナル制度(いわゆる脱時間給制度)にも言及されています。 2月13日の労働条件分科会から労働政策審議会への報告によると、次のように考えられているようです。 「時間ではなく成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応え、その意欲や能 力を... 続きをみる
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栃木県那須町のスキー場付近で登山講習中の高校生ら8人が死亡した雪崩事故が起こりました。事実関係は順次解明されていくと思いますが、現在報道されている限りの内容に基づく取り急ぎのコメントです。後日また意見を変えていくこともあると思います。 ぜひ皆様のご意見もお寄せください。 登山で必ず言われる言葉は「... 続きをみる
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1月30日の日経新聞朝刊への投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」について、昨日2月26日(日)に東京カベナント教会の礼拝の場で、皆様に証(あかし)としてご報告いたしました。以下がその内容です。 おはようございます。 壮年会の玉上です。 1月30日の日本経済新聞に私の投稿「ヤミ残業は不正の温床に... 続きをみる
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インフルエンザがなおも猛威をふるっているようです。 インフルエンザの感染者は毎年1,000万人程度(!)と推定されています。 しかし、多くの人は免疫があり、体力もあるので、ほとんど発症にすら至りません。発症しても、数日程度苦しい思いをすれば自然に回復します。最近ならタミフルなどでたちまち熱が下がる... 続きをみる
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1月30日日経新聞朝刊17面に銅鑼猫の投稿「ヤミ残業は不正の温床になる。」が掲載されています。 日本公認不正検査士協会から発行予定の教材「不祥事・不正は他人ごとではない」の一部をもとに、経営者向けのメッセージの形に整理したものです。是非ご一読ください。 【参考:記事全文】 電通の女性社員の過労自... 続きをみる
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朝の9時。荻窪から中央線に乗りました。御茶ノ水で仕事の打合せをするためです。 電車はかなり混んでおり、私も通路近く何とか吊り革にぶら下がって立っていました。 突然、近くの若い女性がうずくまりました。そのまま立ち上がれないようでした。少しためらいましたが、女性の側にひざまずいて声をかけました。「次の... 続きをみる
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女性社員を「ちゃん」づけで呼んではいけない(ハラスメント再考)
会社の中で女性社員を「〇〇ちゃん」と呼ぶ人はいないでしょうか。 これをセクシャルハラスメントというと、「何を大げさなことを!」と反発する人もいるかもしれません。 ハラスメント以前の問題です。 大人の女性に「〇〇ちゃん」と呼びかけるのは、社会人として女性への礼節を欠いた行為です。良識ある社会人ならば... 続きをみる
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この記録は、NPO法人多言語(たげんご)広場(ピアザ)CELULAS(セルラス)鈴木理事長の昨年12月4日セルラスフェスティバルにおける講演の内容を、ニックとして特に印象深かった箇所を中心に纏めたものです。録音録画から逐語的に書き起こしたものではありません。読み言葉としてのわかりやすさを考えて小見... 続きをみる
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この記録は、NPO法人多言語広場(ピアザ)CELULAS(セルラス)鈴木理事長の昨年9月28日渋谷区青少年対策地区委員会主催の講演の内容を、ニックとして特に印象深かった箇所を中心に纏めたものです。録音録画から逐語的に書き起こしたものではありません。 読み言葉としてのわかりやすさを考えて小見出しや配... 続きをみる
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組織は人で動いています。人間としての特性をよく理解してください。管理職は部下を人として尊重し、人として誇りを持って仕事ができるように大切に扱う必要があります。その対極の例が最近の電通の事件だと思います。 大切な若い社員を人として扱わなかった、個人の尊厳を踏みにじった。それが本質的な問題なのです。 ... 続きをみる
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昔、景気の良いころ、私が勤めている会社では夏の夜に「園遊会」という催しがありました。役員さんから平社員まで一緒になっての立食パーティーです。飲み放題、食べ放題、平社員であっても役員さんと気兼ねなく話もできる会でした。 ステージでは、のど自慢大会。 腕に覚えのある人が自慢ののどを披露し、グランプリと... 続きをみる
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ヤミ残業は会社を根本から腐らせます。 経営の基礎数字をごまかす風土を生むからです。 「事実を数字で正確にとらえる」のはビジネスの基本です。 ヤミ残業は「経営者に現場の実情を正確に伝える」という当然の心構えを蝕みます。 電通の女性社員の過労自殺を契機に、違法な長時間労働にスポットが当たっています。 ... 続きをみる