toranekodoranekoのブログ

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戦争を知らない世代の核武装論 人は平時よりも非常時のほうが本当の姿が見える(毒蝮三太夫)


(8月14日リンクを修正しました。)


毒蝮三太夫さんのこの議論はわかりやすいですね。
印象に残ったところをご紹介します。ぜひ全文ご一読ください。


「安倍さんはついこないだまで日本のトップに立っていた人だし、松井さんは大阪のトップと言っていい人だ。人は平時よりも非常時のほうが本当の姿が見えると言うよ。だから、これらの発言はふたりの本心なんだろうね。
だけど、政治家としてとても影響力がある彼らの発言は、非常に怖いことを言っていると俺は思う。日本が歩んできた近代を本当に理解した上でこういう発言をしているのだとしたら、安倍さんも松井さんも国民の命を随分と軽く見てるように感じるよ。」


「ふたりとも戦争を体験してない世代なんだよな。戦争に対する感覚がどこか机上の空想みたいな感じなのかな。」


「あっちが武器を持っているから、こっちも同じ武器を持って備えよう」という考え方はとても簡単なんだよな。とても簡単だから、暴力団もヤクザもマフィアもギャングもみんなそうする。相手との関係は暴力の量が基準。その結果ぶつかりあってしまう。
一国の政治家はそんな簡単なことをするために存在するんじゃなくて、もっと難しいことを考えて成し遂げるために存在するべきなんじゃないの?」


「コロナという非常時になって安倍さんと松井さんがしたことって記憶に新しいだろ。
安倍さんは国民にあのアベノマスクを配った。その結果どうなったか…。なんだかうんざりしちゃうよな。松井さんは医療用の防護服が不足したコロナの初期に、代用品として雨ガッパの提供を市民に呼びかけた・・」
(松井市長の呼びかけで約36万着の雨ガッパを集めました。一部を医療機関に配布したようですが、元々医療用ではない雨ガッパを送られた医療機関が、それをウイルス防護の現場で使ったかは不明です。なお、雨ガッパ収集の1~2ヶ月後には通常の医療用防護服が供給されるようになったようです。)


「安倍さんも松井さんもパフォーマンス優先で、本当にそれを実施したらどうなるか…というシミュレーションが追いついてなかったと思う。これって戦争だったら、安倍さんも松井さんも最高司令官の立場で「兵站」の指示を出して、戦地の最前線に「あまり使えないもの」を大量に送った、そんな話だよね。」


(銅鑼猫コメント)
このご意見には全面的に賛成します。なぜ我国の政治家は現実を見ることができないのでしょう。
コロナは私たちにとってはとても貴重な体験だったのです。多くの感染症を出し、死者を出しました。それでも、諸外国に比べ極めて少ない被害でしのぐことができました。
政治家リーダーが適切な判断をしたからではありません。国民が賢明で忍耐強く、自制心に富んでいたからです。
兵站の大切さは、戦争を体験した人なら身にしみているでしょう。


とりわけ安倍さんがやるべきなのは、プーチンへの対応だと思います。
すぐにモスクワに飛んでいって会えなくても構わないから粘り強くモスクワにとどまるのです。会えなくても書簡を渡すことはできるでしょう。
受け取らなくても受け取られなくてもその内容を世界に公表することはできるでしょう。
泥をかぶり、物笑いの種にされても構わないのです。そのような愚直な姿を日本に世界に、なかんずくロシアとウクライナに示すのです。
政治家としてのその程度の覚悟も持てないのなら、せめて何も言わずに静かに去ってください。

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