今こそ新型コロナに立ち向かう(9)私たちは自ら無症状感染者と考えて行動すること。
(光が丘公園)
感染の広がりを受けてマスク会食など様々な対策が提案されています。
このような細かな技術的な対策をお役所が勧めるのはいかがなものかと思います。
細かな技術的な対策さえ取れば感染が防げると錯覚してしまうのです。
そして、お上が頭の中で考える対策は、総じてピントが外れているのです。
かつて、正面向いての会話はやめて隣同士ですわろう、といった対策が提案されました。
その後、隣同士の方が感染リスクが高いということが判明しました。
4月5日のテレビでも、感染対策として天井から床までビニールシートで仕切りを作っていたところ、その中でエアロゾル感染が発生した、という報道がありました。
エアロゾル対策を考えれば、天井から少し隙間を開けておくべきだ、等と言われています。
ちまちまとした細かな技術で感染が防げると思うのが間違いです。
1.基本的な心構え
一人一人の行動を変えなければいけません。
私たちは、自分が無症状感染者であるという前提で日々の行動を考えるべきです。
私たち自身がウイルスの運び屋になっているのです。
症状がなくても、無意識にウイルスを運び、大切な人々に危険をもたらしているのです
私たちが押さえておくべきポイントはたった三つです。
①新型コロナウィルスは「怖い」
姿が見えないままに人の命を奪っていく。
②でも「弱い」
自分では動くことができない
人が運ぶ。人から人へ伝染させる。
人の移動を避けること、人の接触を避ける事。
私たちだけでコントロールし、感染を防ぐことができる。
③「人の命と健康こそ至高の価値」
必要なことはためらわず行動しよう。
政府が言うことを待っていてはだめです。
政府が言うことを無批判に受け入れてはだめです。
私たちが人の命と健康を守り抜くのです。
2.当面の具体的な対策
今は緊急時です。本気で対応すべきです。
①宴会も接待も徹底的に控えること。会食も本当に最小限にとどめること。
宴会や接待をすればお酒が入り、声が大きくなります。
今は一切やめましょう。誘うことも誘われることもやめましょう。
お役所はそこまで徹底したことは言えないでしょう。
私達が自分の責任で決定し実行するのです。
②「大声で騒ぐ方は私たちの仲間ではありません。」
お互いに注意しあいましょう。ウイルスの拡散源になってはなりません。
また、飲食店の方は「大声で騒ぐ方は私たちのお客様ではありません。」そのような掲示を店の中に掲げるべきです。
(参考)
上記1の基本的な心構えは、昨年5月から6月の新型コロナウイルス感染症対策のセミナーで、私が提案したことです。
セミナー内容は次をご覧ください。YouTube も公開しています。
細かな情報はリニューアルが必要かもしれません。しかし、基本的な考え方は今でも変わらないと思います。
銅鑼猫