過労死対策|長時間労働是正と職場風土改善の実務ポイント
「不幸にも、持病でお亡くなりになった。」と聞いていたのに、ある時、突然、ご遺族から、「過労死だったのではないか。労働時間の実態はどうなっていたのか。」と追及される。
私生活上の問題で自殺されたと思っていたのに、これもある時、突然、ご遺族から、「過酷な長時間労働や、上司のパワハラで過労自殺に追い込まれた。その証拠として、本人の記録がここにある。」等と追及される。
電通、NHK、三菱電機、野村不動産・・・・著名な大企業で、過労死・過労自殺事件が起これば、「ひょっとしたら、うちの人も、我が子も?」そう思って、ご遺族が会社、労基署、労働問題の弁護士等に相談してくるのです。
このように、過労死・過労自殺は突然発覚します。思いもかけないときに、会社に厳しい追及が来るのです。
過労死・過労自殺は、その会社の様々な問題が積み重なり、折り重なって発生するのです。逆に言えば、過労死・過労自殺の問題をしっかり考え、対策することが、あなたの会社の未来を拓きます。
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(人物のイラストは、日本紙芝居型講師協会の許諾を得て掲載しています。)
銅鑼猫