政府を信じるな。命と健康は自分で守ろう。
(大田黒公園:私の自宅から自転車で10分。
皆さんも、わざわざ遠くに出掛けなくても,近所で落ち着いた時を過ごせる場所があるはずです。)
Go To キャンペーンの見直し。
遅くて不徹底です。混乱を極めています。
1.GoTo政策で外出を促すのは基本的な誤りだったのです。
つまるところ、「GoTo政策とは事業者の業績低下を守るために、市民に感染リスクを押しつける」というものに他ならないのです。
苦境に陥っている事業者を救いたいのなら、市民の危険行動を促すのではなく、事業者に直接支援をすべきものです。
ダイヤモンドオンライン11月19日の野口悠紀雄氏の記事より抜粋してご紹介します。
(会員限定記事なのでURLリンクは設けていません。)
「GoTo政策で外出を促すのは間違い、消費が減る本当の原因とは」
野口悠紀雄:早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問
連載 野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る
「消費支出をする意欲はあるが、外出して人混みにいくと新型コロナに感染する危険があるため、外出しない」というのがこれまでの消費者の行動だったのです。
「産業補助に関しての経済学の考えは、『市場価格を操作して資源配分をかく乱するのでなく事業者に直接に補助を与えるべきだ』ということだ。
関連した事業主が売り上げ減で苦境に陥っているのであれば、GoToのように旅行代や外食費に補助を与えるのではなく、事業者に直接に補助を与えるべきなのだ。
消費者の行動を変えるのなら感染拡大防止に全力を尽くすことだ
しかもGoToの場合は、それによって人々の外出行動が増加すれば感染拡大の危険が高まるので大きな問題をはらむ。」
2.感染拡大を見れば、政府はGoTo政策見直しを選択肢としてもっと早く検討すべきだった。
感染拡大を知りつつ政府の対応は後手に回りました。一国の総理大臣が「マスクをしながら飯を食え」などと、わけのわからないことを言い出していたのです。
国家の第一の役割は国民の生命と安全を守ることです。
総理大臣の使命は国民の生命と安全を守るために、躊躇なく施策を打つことです。
感染拡大に備えて、次の一手、さらに次の一手を官僚たちに準備させなければいけなかったのです。
「キャンセルしたときのキャンセル料をどうするか、これから考えます。」等と、今頃バタバタしているのは無能の証です。
3.政府を信じるな。自分と家族の命と健康は自分自身で守ろう。
結局ここに行き着きます。
政府のキャンペーンにのってはなりません。
忘年会はやめましょう。旅行も会食も控えましょう。
事業者は混乱するでしょう。困惑するでしょう。
それを救うのは政府の役割です。
市民が感染リスクを背負って事業者を救うのは間違いです。
市民の役割はまず自分と家族の命と健康を守ることです。
【その他参考記事】
次の記事もとても気になります。
GoTo政策が、市民の良識を蝕んでいるのかもしれません。
【参考】私の新型コロナウイルス関係のブログは次のタグでまとめています。
銅鑼猫