toranekodoranekoのブログ

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レジ袋有料化の愚かな失敗


7月1日からレジ袋が有料化されました。
馬鹿げた失敗だと思います。




①プラスチック排出量削減にほとんど効果がない。
この記事の中でも明記されています。
「日本の廃プラの排出量は年900万トン。うち400万トンが容器の包装で、レジ袋はその中の20万トンにすぎない。政府は環境対策の大目玉としてレジ袋の有料化に踏み切ったが、残りの380万トンはどうするのか。議論はほとんど進んでいない。」


②感染症予防として、レジ袋はむしろ有効活用すべきである。
高温多湿な我国では、昔から食中毒予防に力を入れてきました。
レジ袋は食中毒予防をはじめとする感染症対策として非常に有効だったと思います。
新型コロナウィルス感染症予防が重視されているときこそ、レジ袋の有効活用で接触感染を防いでいくべきです。
我国の感染者が非常に少ない原因は様々あるでしょう。
欧米と比べた様々な習慣の違いを冷静に見ておくべきです。
我国では、レジ袋が多用されてきました。欧米と比べてプラスチック資源の無駄遣いと言う人も多いようです。
しかし、我国のような高温多湿な気候は、細菌やウイルスの繁殖の絶好の条件なのです。
そのために使い捨てレジ袋が感染予防に効果を発揮してきたと推測されます。


よりにもよってそんなときに、レジ袋有料化をなぜ進めるのか。
もう少し新型コロナウイルスが落ち着いてから考えればいいのです。
今やっていることで感染予防に効果がありそうなことならば、とりあえず継続すべきです。


③レジ袋をスケープゴートにする愚かさ
先の記事です。
「レジ袋がどれだけ環境に負荷を与えているか検証したうえで、環境政策を進めてほしい。ペットボトルや使い捨ての弁当箱を規制した方が、よほど廃プラは減る。大企業の食品や飲料メーカーではなく、私たちのような弱小企業をターゲットにした。環境対策のスケープゴートにされた気がしてしようがない。環境省の職員も私にこう言いました。レジ袋は身近で国民にわかりやすいんですと」


「日本にはすばらしいごみの回収システム、処理技術がある。政府がやるべきことは、こんなちまちましたレジ袋の有料化ではない。他国に日本の優れたシステムや技術を浸透させていくことだ」


④「環境問題」はもっと冷静に考えよう。
我国は、環境問題で愚かな失敗を繰り返してきました。
ペットボトルのエコキャップ回収活動などはその最たるものです。
ペットボトルの分別回収・再利用など、いかほどの効果があるのでしょうか。
そもそもゴミの分別回収といっても、プラスチックの再利用は本当に効果があるのか、もう一度見直すべきです。



銅鑼猫

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