toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

朝日新聞インフルエンザ記事へのクレーム

1月29日にイオンへの問い合わせと同時に、朝日新聞社のお問い合わせ窓口にも、意見を申し上げました。
返事がいただけるとは思っていません。記事の訂正もされないでしょう。
一介の社会保険労務士がやむにやまれぬ気持ちで意見を申し上げたものです。


【以下は問い合わせ本文(このブログでは記事へのハイパーリンクも設けています。


私は社会保険労務士、健康経営エキスパートアドバイザーです。従業員の健康を守ることが経営上の重要な課題と考えて、活動を継続しております。 
貴社のインフルエンザ関連の記事に不適切なものが目立ちます。
インフルエンザの流行、新型肺炎の拡大の中、不適切な記事は世を惑わすものです。
今一度記事内容を精査いただき、訂正等をぜひご検討ください。


(その1)「インフル予防、常識を疑え アルコール消毒・うがい、過信は禁物」
(昨年12月7日夕刊トップ記事)
アルコール消毒について効果が疑われるとして、ある研究者の実験内容を詳しく紹介しています。読者としてはアルコールの効果が疑われることが科学的に証明された、と錯覚しかねません。
科学的な証明は、このような安直なものではありません。幾人もの研究者が「その実験方法が適切なのか。」を考えた上で、再現実験を行って同じ結果が出て認められ、学説となっていくのです(STAP 細胞事件を思い起こしてください)。
夕刊トップ記事に取り上げるのは、貴社はスクープのつもりだったのでしょうか。
このような突飛な記事は、読者の混乱を招くだけです。


(その2)(ニュースQ3)「接客時のマスク着用は禁止」あり?なし?
1月7日イオンのマスク着用禁止についての記事です。
同社の対応にはSNSなどで批判が広まっています。
貴社はこの記事について、ビジネスマナーの専門家のコメントを締めくくりに掲げています。
「風邪の予防のための着用は勧めない。中高年は、マスク姿での接客を失礼だと感じる人たちが多いからだ。『接客マナーの原則は相手の気持ちを一番に考えること。ただ、若い世代はマスク姿の店員への抵抗感が少ないので、マナーも変わるのかもしれません』」
専門家のコメントを用いて、貴社はマナーの方が健康より大切だと主張するのでしょうか。「お客様の感じ方」と「社員の健康さらにはお客様の健康」一体どちらが大切なのでしょうか。


日経新聞の記事もぜひお読みください。レベルの相違は一目瞭然です。
1月21日同紙夕刊「Bizワザ職場でのウイルス対策 うがい3回 リスク軽減」


私のブログ記事もぜひご一読ください。


「インフルエンザに新型肺炎ーやれることは何でもやっておこう!」



銅鑼猫

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