toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

時間外労働を本気で3割減らしたい方に(お金をかけずにできる工夫)【その2】

簡単なキャッチコピーをいくつかご紹介します。
朝礼、会議、ミーティングの冒頭で皆で一斉に唱えてください。
事務室や会議室に張り出してください。
そんな簡単なことで、じわじわと効果が上がります。


「効果が上がらなかったぞ。金返せ!」と言われてもお断りします。いただいていないお金はお返しできません。
「効果が上がりました。いくらお支払いしたらいいのでしょう。」と言われてもお断りします。効果が上がったなら、このノウハウを他の方にどんどん伝えてください。私にとっての最大の謝礼であり喜びです。


1.「話す人は簡潔に 聞く人は真剣に」
①要領を得ない長話は職場のエネルギーを損ないます。
意外に、地位の高い人ほど長話が目立つようです。部下が我慢しておとなしく聴いてくれるので、自分が素晴らしい話をしていると思い込んでいるのでしょう。


②人が話しているときは、全身全霊で真剣に聞いて下さい。
会議の場で人が発言しているときにうつむいていたり、横の人とヒソヒソ話している人はいませんか。こんな人がいたら、司会者は叱りつけてください。
職場で部下が相談してきたときに、仕事の手を止めずに「聴いているよ。話して。」なんていう人いませんか。片耳で人の話を聞くなど、社会人として恥ずべき無礼です。相手を人と思っていないということです。


2.「おい、あれはどうなった?」は管理者の恥
部下が懸命に仕事をしているときに、「おい、あれはどうなった?」等と聞くのは管理者として恥ずべきことです。部下の仕事が中断します。しかも、「あれ」とは何かを探るために部下は余計なエネルギーを使います。
そもそもこんな管理者は、業務の進捗状況を的確に管理していないのです。
①部下に仕事を命じたのなら、どのタイミングでどのような報告を求めるか、を事前に明確にしておく必要があります。マイルストーンを設けることです。
②進捗状況を確認したいなら、部下の状況を見ながら声をかける必要があります。
すぐ近くの場所でも、メールでの問い合わせでも良いと思います。部下の思考の中断を防ぐためです。
③プロフェッショナルなら「あれ」「これ」「それ」といった代名詞は使うべきではありません。自分にとっての関心テーマであっても、そのときの部下にとっての最大限の関心事とは限りません。具体的に案件名を明示します。部下に無駄なエネルギーを使わせないためです。


3.無言のダメ出しは無能の証拠
部下から提出された企画書・報告書などの成果物について、何も言わずに突っ返す、そんな職場があるそうです。電通の女性社員の過労自殺事件の上司がそんな行動をしていたそうです。会社全体がそんな風土だったのでしょう。
どこが問題なのか、どのように正せばよいのか、を具体的に示さなければなりません。
部下に考えさせるとしても、そのためのヒントは示さなければいけません。
要するにどこが問題なのかを明確に示せないから、格好つけて無言でダメ出ししているのです。こんな上司は無能な上司です。
人事部はこんな人を見つけたら、直ちに管理職・リーダーなどから外してください。
こんな上司は、そのチーム全体を蝕みます。


4.我慢と忍耐が無理・無駄・ムラを生む。
我慢と忍耐がこの国を蝕んでいます。
無駄な我慢、無駄な忍耐は何の成果も生みません。
業務の無理・無駄・ムラを産み続けるだけです。
そして、集団的な自己陶酔に酔いしれているのです。
長時間労働、いわんや「ヤミ残業」などは、この際たるものです。
成果を生まない自己陶酔はプロフェッショナルの恥です。


5.失敗を恥じるな
失敗を恥じるな。ミスを隠すな。
失敗・ミスを隠す臆病をこそ恥と知れ。
失敗・ミスを包み隠さず伝え、組織のため新たな教訓とする人こそ、組織の誇り、かけがえのない宝である。


失敗の中にこそ大切なヒントがあります。多くの不祥事は、失敗やミスを隠すことから始まっています。不祥事が起こったら、その対応にどれだけ時間とエネルギーを費やすか、よくお考えください。
失敗を組織全体の共有財産にしましょう。


銅鑼猫

×

非ログインユーザーとして返信する